| 授業方針・テーマ |
「主体と死 主体の死」 デカルトやカントの近代思想以後、世界を認識する主体が根拠づけられ、主体に関係する対象として客体が立てられてきた。主体は客体に関係し、これを変容させることで世界を構築することができる。だが、主体の能力や可能性は有限で、死によってつねにすでに制限されている。みずからの死を経験するまでもなく、主体は他者の死を見聞することで、他者の死を看取ることで死を内面化する。主体が生きているのは、他者の死によって条件づけられているからである。本演習では、主体と死をめぐる問いを理解するために、基本的なテクストを読解する。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
本演習を受講するあなたは、主体と死に関する基本テクストの読解を通じて、さまざまな主題を渉猟することになる。また、テクストの分析を通じて、フランス語と日本語の能力を洗練させることがあなたには期待される。後半は各自の関心に即して、参加学生(とりわけ大学院生)に発表を担当してもらう。 |
授業計画・内容 授業方法 |
1. ガイダンス 2. 主体の定義 フランスの哲学事典から 3. 主体の定義 小林敏明『〈主体〉のゆくえ』 4. 主体と言語 酒井直樹『日本思想という問題──翻訳と主体』 5. 主体と欲望 バトラー『欲望の主体』 6. 主体と権力 フーコー『監獄の誕生』 7. 主体の死 ハイデガー『存在と時間』 8. 他者の死 レヴィナス『時間と他者』 9. 喪の作業 フロイト「喪とメランコリー」 10. 主体以後へ ナンシー『主体の後に誰が来るのか』 11. 学生による発表 12. 学生による発表 13. 学生による発表 14. 学生による発表 15. 学生による発表
授業は基本的に対面で実施されるが、オンラインで実施されることもある。その際はkibacoなどを通じて事前に告知する。
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| 授業外学習 |
授業の内容を復習しながら、次回のテクスト抜粋を読んでくること。 |
| テキスト・参考書等 |
上記の授業計画に記した文献(抜粋)は基本的に複写物を配布する予定。 |
| 成績評価方法 |
授業への参加、発表とコメントで成績評価。原則的に、試験・レポートはおこなわない。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワーは特に設定しませんが、直接質問したい場合は随時受付しますので、事前にメール(ynishi@tmu.ac.jp)でアポイントメントをとってください。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
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| 備考 |
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