| 授業方針・テーマ |
本講義では、公務員制を考察する。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
本講義では、自治体組織を構成する「人」という資源に着目し、人的資源管理の観点から公務員制の制度と運用実態、今後の課題を考える。 主な対象は地方公務員制である。しかし、地方公務員制の特徴を明らかにするために、講義では地方公務員制に限定せず、比較対象としての国家公務員制にも対象を広げながら解説する。また、第一線職員を始めとする個別公務員制への人的資源管理の制度及び実態も可能な限り解説する。 将来、公務員を始めとする公共部門での勤務を考えている学生にはRJP(Realistic Job Preview)となりうるように、公務員制の実態的側面の情報提供を図り、職業としての公務員への理解を深めることも目指す。 |
授業計画・内容 授業方法 |
【授業計画・内容】 第1~3回 1.公共部門の人的資源管論と地方公務員制度 1−1.公務員制論の理論と範囲 1−2.組織で働く「ヒト」への動機付け人間像の変遷 1−3.地方公務員法制の成立と体系 第4~6回 2.公共部門の採用管理 2−1.採用管理と採用方法 2−2.試験から採用へ 2−3.採用の論点と課題 第7~9回 3.公共部門の異動・昇任管理 3−1.配置転換と昇任・人事評価 3−2.ヨコの異動:配置転換 3−3.タテの異動:昇進管理 第10~12回 4.公共部門の離職管理 4−1.離職と制度 4−2.失職管理と定年制度 4−3.離職の内的管理と外的管理再任用と再就職 第13~15回 5.公共部門の報酬管理 5−1.動機と報酬 5−2.外発的報酬としての給与制度 5−3.勤務時間管理
【授業方法】 講義形式で行う。本講義では上記の5つのテーマを扱い、1つのテーマを概ね3回程度で講義する予定である。ただし、各回の進捗状況、受講生の関心、休講等により講義をするテーマの入替えや変更もある。 また、講義担当者からの一方向の情報提供とはならないように、講義中には適宜質問を受ける機会を設けるとともに、各テーマの事前理解又は講義後の理解の深化を目的に、コメントペーパーを提出する機会を授業時間内外に設ける場合がある。コメントペーパーを回収した後の講義では、コメントペーパーの解説や受講者間での意見交換を行う場合もある。kibacoを利用したe-ラーニングも実施することがある。 |
| 授業外学習 |
課題テーマの事前準備を行うとともに、各回終了後に講義内容の取りまとめを行うこと。 |
| テキスト・参考書等 |
テキストは特に指定しない。授業外学習では、以下の文献を予め読んでおくと、本講義の全体像の把握に役にたつだろう。 ・稲継裕昭・大谷基道編著『現場のリアルな悩みを解決する! 職員減少時代の自治体人事戦略』(ぎょうせい、2021年) 参照文献は、各テーマごとに提示する。随時、自学に活用すること。 |
| 成績評価方法 |
本講義では、レポートの内容にもとづき成績評価する(100%)。 レポートの課題は、7月に提示する。 なお、上記のコメントペーパーは任意提出であり、提出した場合には、提出状況と提出内容をもとに加算評価の対象とする。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワーは、原則、毎週火曜日12:00〜12:45、研究室(9号館312号室)で受けつける。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
各テーマ毎にレジュメをまとめて配付する。講義前には読んでおくと理解を深めることに資するだろう。 |
| 備考 |
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