シラバス照会

<< 最終更新日:2026年03月31日 >>
基本情報
科目種別 専門教育科目 授業番号 F2719
学期 後期 曜日
科目 表象文化史A 時限 3限
担当教員 福田 貴成 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
JHC-205-1:人文社会学部専門教育科目

担当教員一覧

教員 所属
福田 貴成 人文学科

詳細情報
授業方針・テーマ 《聴覚メディアと空間表象》
19世紀以来のレコード音楽(録音を前提として製作される音楽)の歴史において、音響現象に付随する「空間性」をいかに再現するかという課題は、音楽家やエンジニア、そしてリスナーにとって、長いあいだ強い関心の的であり、またその達成の希求それ自体がレコード音楽の歴史を構成してきたと言って過言ではない。この授業では、「音の空間性を表象すること」がどのように求められ、実現され、また意味づけられてきたのかを、テクノロジー・産業・オーディエンスなど複数の観点から系譜学的にたどるとともに、そこに伏在する思想的背景を読み解いてゆく。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
レコード音楽に付随する「複製」性の問題を、より深く、また広がりをもって理解するための知識と教養を身につける。加えて、テクノロジーを陰で支える思想的・認識論的背景への意識の向上をめざす。
授業計画・内容
授業方法
第1回 イントロダクション
第2回〜第3回 19世紀の聴覚メディアと空間表象
第4回〜第5回 音知覚の空間性をめぐる19世紀の科学と思想
第6回〜第7回 レコード音楽と空間表象(1)1930-40年代の技術開発
第8回〜第9回 レコード音楽と空間表象(2)1950年代におけるステレオ・レコードの登場とその普及
第10回〜第12回 レコード音楽と空間表象(3)1970年代以降の「両耳の濫用」
第13回〜第14回 21世紀の聴覚メディアと空間表象——変容する聴覚観・人間観・身体観
第15回:まとめ

【授業方法】
講義形式。コメントカードに書かれた受講者の見解や感想も講義内容に反映されるので、しっかり記述してもらいたい。
授業外学習 配布物に記された諸概念、およびあらたに学習した知識の意味内容を明確に把握したうえで、次回授業に臨むこと。
テキスト・参考書等 教科書は指定しない。プリント等を適宜配布する。参考文献はeラーニングシステムkibacoを通じて閲覧してもらう。
成績評価方法 平常点50%、中間レポート+期末レポート50%。 なお平常点は、出席およびコメントカードの記述内容によって評価する。中間レポートを提出しない者には期末レポートの提出を認めない。
大学院生が本科目を専攻に準ずる科目として履修する場合は、追加の課題等を課し、より高度な基準で成績評価を行う。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワーは設定しない。直接質問したい場合は随時受け付けるので、事前にメールでアポイントメントをとること。メールアドレスは教室で伝える。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
授業で紹介する視聴覚コンテンツやイヴェント、テクストには、可能な限り直に触れること。


備考