| 授業方針・テーマ |
【Academic Studies in English: Writing】(Level: Intermediate) テーマ:抽象的な問いを論理で組み立てる「知的基礎体力」の養成
本授業は、英語によるライティングを通じて、アカデミックな場だけでなく、将来の実社会においても通用する普遍的な「論理的思考力」と「伝達力」を養うことを目的とします。 『Philosophy for Teens』などわかりやすいテキストを用い、「正義とは何か」「知識とは何か」といった哲学的な問いに取り組みます。しかし、本授業の主眼は哲学知識の習得ではなく、複雑な事象を整理し、他者に誤解なく伝え、説得力を持って自分の考えを主張することです。このプロセスは、論文執筆のみならず、将来のキャリアにおける企画立案、報告、合意形成といったあらゆる知的生産活動の基礎となるものです。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
習得できる知識・能力: 本講義では、アカデミック・ライティングの作法を学び、以下のような汎用的なスキルを涵養します。 1. 構成力:パラグラフ・ライティング(主張→根拠→具体例)を習得します。これは、レポート作成はもちろん、エントリーシートやビジネス文書などで求められる「結論から書くわかりやすい文章」の基礎となります。 2. 批判的思考力、多角的視点:物事を一面から見るのではなく、反対意見も想定しながら論を組み立てる力を養います。これはグループディスカッションや会議において、建設的な議論を行うための不可欠な能力です。 3. 質問対応力: 自身の議論をA4一枚のポスターに要約し、短時間で口頭説明する訓練を行います。情報を構造化し、視覚的・聴覚的にわかりやすく伝えるプレゼンテーション能力を高めます。
授業の目的・到達目標: 1. Logical Writing: 英語のエッセイ構造を理解し、論理的な一貫性のある文章が書ける。 2. Constructive Dialogue: 他者の意見(原稿)に対して、単なる批判ではなく、建設的な改善案を提示できる(ピア・レビュー能力)。 3. Effective Presentation: 自身の主張を簡潔にまとめ、聴衆に対して効果的に口頭発表ができる。 |
授業計画・内容 授業方法 |
授業計画・内容: 第1回 イントロダクション+診断ライティング 第2回 意見表明の基礎:型を身につける(Thesis & stance) 第3回 Reading-to-Write(1):立場を明確にして短く書く 第4回 Reading-to-Write(2):パラフレーズ+婉曲表現(書き言葉) 第5回 ノート→アウトライン→短文エッセイ(+ピアレビュー訓練回) 第6回 Three-paragraph essay+アウトライン 第7回 エラー・クリニック1:文の切れ目/指示語/つながり 第8回 中間エッセイ:ドラフト提出+ピアレビュー実施 第9回 中間エッセイ:改稿提出+振り返り 第10回 反論の技術 第11回 引用と出典:citation / reference list(+ソースの信頼性) 第12回 Final Essay準備(1):テーマ確定+アウトライン+資料統合 第13回 Final Essay準備(2):ドラフト2+ピアレビュー(+エラー・クリニック2) 第14回 Final poster session preparation 第15回 Final Poster Session+wrap up
授業方法: 哲学的な問いを含む短めの文章を題材として進めていきます。講義形式だけでなく、学生同士のペアワークやグループワーク(ピア・レビュー)を多用します。自分の文章を他者に読んでもらい、フィードバックを受けるプロセスを重視します。これにより、客観的な視点と、他者の意見を取り入れてブラッシュアップする柔軟性を養います。
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| 授業外学習 |
1. Reading:テキストの指定範囲を読み、論点整理を行ってくること。 2. Writing: 授業内で扱い切れなかったドラフトの作成・推敲を行うこと。 (週平均60分) |
| テキスト・参考書等 |
教員配布 |
| 成績評価方法 |
暗記テストではなく、作成した成果物とプロセスを評価します。 1. Assignment 1 (Logical Paragraphs): 20% 2. Assignment 2 (Argumentative Essay): 30% 3. Final Poster Presentation: 30% 4. Process & Participation: 20% |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
- 授業中の質問・コメントはいつでも歓迎します。 - 授業後の時間やメールでの質問にも対応します(メールアドレスは開講時に教示。) - ライティングに関する個別相談も随時対応します。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
本授業に関心を持たれた、あるいは本授業を既に履修されて得られるものが多かったと感じられた学生の方々には Academic Studies in English (ASE Series) の他の授業の履修も推奨します。 本科目の履修者は、学習成果を確認するために1月に実施予定のTOEIC(教務課主催)を受験することができます。12月頃に教務課より履修者に通知するので内容を確認してください。 |
| 備考 |
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