| 授業方針・テーマ |
【地域活性化・地方創生の実践例から学ぶ地方自治】 「なぜ、あの地域は活気にあふれているのに、この地域ではそうでもないのだろう?」 本講義では、日本各地の自治体が取り組む地域活性化や地方創生の事例を通して、地方自治の仕組みや政策づくりの考え方を学びます。講義の進め方は、まず雑誌『地域づくり』をみなさんと読み、そこから地域づくりの背景や現状を共有します。その後、グループワークと個人研究による調査・報告・議論・レポート作成を通じて、「事例を読む → 問いを立てる → 仮説を考える → 分析・考察する → 政策を提案する」のプロセスを段階的に体験します。これは、政策研究の手順ですが、実際の政策づくりも近い流れです。受講者のみなさんが地域づくりの現在を知り、都市政策・地域政策を考える力を育てることが目的です。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
本講義では、現代の日本の自治体が進める都市政策や地域政策を、自分で調べ、課題を見つけ、解決策を考える力を身につけます(情報活用能力)(能動的学修姿勢)。講義では、グループワークを通じて他方と意見を交換しながら、問題を整理し、解決の方向性を論理的にまとめていきます(コミュニケーション能力)。以上のプロセスを通じて、都市政策・地域政策を考えるための基礎的なスキルを養うことが目的です。 |
授業計画・内容 授業方法 |
【授業計画】 第1回 基礎ゼミナールガイダンス 第2回 導入:雑誌『地域づくり』からみた都市政策・地域政策:特集テーマを選ぶ 第3回 会読①:事例の背景や問題設定を考える 第4回 調査・検討①:グループによる調査 第5回 報告・議論①:調査結果の共有と議論 第6回 会読②:事例を比較し、問いや仮説を立てる 第7回 調査・検討②:グループによる調査 第8回 報告・議論②:調査結果の共有と議論 第9回 会読③:成果に至った要因の関係性を考える 第10回 調査・検討③:グループによる調査 第11回 報告・議論③:調査結果の共有と議論 第12回 会読④:政策手法を検討する 第13回 調査・検討④:グループによる調査 第14回 報告・議論④:調査結果の共有と議論 第15回 学期末レポートのまとめ・報告
【授業方法】 ・ステップ1「読む」:雑誌『地域づくり』(地域活性化センター刊)を受講者のみなさんと読み、地域活性化の事例を理解します。背景や課題、成功の要因、政策手法を考えます。 ・ステップ2「調べる・考える・表現する」:特集テーマごとにグループを作り、関心のある自治体を調査します。調査結果を報告し、議論を重ねて理解を深めます。 ・ステップ3「まとめる」:個人で学期末レポートを作成し、本講義の学びを整理します。 |
| 授業外学習 |
・特集テーマの会読の回:毎回、特集を踏まえたコメントペーパーを作成し、指定された期限までに提出してください。 ・調査・報告・議論の回:各グループで選んだテーマの調査・検討を行い、その結果を整理した報告資料を、所定の期限までに提出してください。報告資料は、議論のベースとなる重要なものです。 |
| テキスト・参考書等 |
・会読では4つの特集テーマを扱います。会読する特集は第2回の講義内でみなさんで選んでもらいます。事前に、以下の雑誌『地域づくり』のウェブサイトを確認し、興味がある特集を複数探しておいてください。 https://www.jcrd.jp/publications/chiikizukuri_new/ なお、会読する特集や課題の分量・進め方は、みなさんの興味や問題意識を聞きながら柔軟に決めます。主体的に意見を出してください。 ・調査や分析の方法を学ぶために、以下の本を読んでおくと役立ちます。 伊藤修一郎『政策リサーチ入門 増補版 仮説検証による問題解決の技法』(東京大学出版会、2022年) |
| 成績評価方法 |
・コメントペーパーと調査報告の提出状況(能動的学修姿勢):25% ・コメントペーパーと調査報告の内容(情報活用能力):25% ・講義中の発言やグループワークへの積極性(コミュニケーション能力):25% ・学期末レポートの内容(能動的学修姿勢):25% ※正当な理由なく 4回以上欠席した場合は不合格となります。出席と積極的な参加が大切です。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
・質問は 講義の前後に受け付けます。 ・オフィスアワー:毎週火曜日 12:00~12:45、研究室(9号館312号室) オフィスアワーで質問したい場合は、事前に電子メールで予約してください。 電子メール:matsui-nozomi@tmu.ac.jp |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
・本講義の担当教員の専門分野は 行政学・都市行政論です。所属は、都市環境学部都市政策科学科です。 ・本講義は、地方自治・自治体の活動に関心がある方、さまざまな地域での新しい都市政策・地域政策の動向を知りたい方、将来、地方公務員・社会的企業・NPO職員など地域に関わる仕事や活動を考えている方、この地域を元気にしたいという(内に秘めた)思いを持っている方、におすすめします。 |
| 備考 |
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