シラバス照会

<< 最終更新日:2025年03月24日 >>
基本情報
科目種別 専門教育科目 授業番号 L0105
学期 前期 曜日
科目 プログラミング基礎演習Ⅱ(CS) 時限 3限
担当教員 松田 崇弘 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象

担当教員一覧

教員 所属
中嶋 大志 情報科学科
柴田 祐樹 情報科学科
松田 崇弘 情報科学科

詳細情報
授業方針・テーマ 問題を解くためのアルゴリズムを,手続き型プログラムによってどのように表現し実装するかを学ぶ.教科書について演習中にも別資料で解説を行うため購入は必須でないが,演習はこの教科書に沿って進めるため,必要に応じて購入してもらいたい.
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
プログラミングの基礎的考え方を学習することを目的とする.OSの構築や科学技術計算に広く用いられる C/C++ 言語を扱う.演習を通してデータの型と演算,分岐構造,繰り返し構造,配列,関数,文字列,構造体,ポインタなどの基本項目を習得し,初歩的なアルゴリズムを用いたプログラムを作成できるようになることを目指す.
授業計画・内容
授業方法
(授業概要) 
プログラミング基礎演習Ⅰに引き続き,プログラミングの基本を例題や課題を通して学習する.特に受講生が計算機を利用して実際にプログラムを作成し,動作を確認しながらプログラミングの基本的な考え方を学習することを重視する.以下のような題材が扱われる.
・制御文,データ型,変数,式,配列と文字列,ポインタ,関数
・標準入出力,構造体とクラス

(授業計画)
第1回 ガイダンス,C++ の概要とコンパイラの説明
第2回 変数の型,演算,標準入出力
第3回 条件分岐,繰り返し処理
第4回 構造化,演算子(四則,比較,型変換等)
第5回 ポインタ,ポインタの型,配列,添字
第6回 文字配列,文字列とポインタ,文字列操作
第7回 アルゴリズム入門
第8回 ライブラリ,ファイル入出力
第9回 ファイル入出力と様々なファイル形式
第10回 構造体・クラス(概要と定義,練習)
第11回 構造体・クラス(発展,練習)
第12回 構造体・クラス(実用)
第13回 復習と総合実用演習
第14回 最終課題(1)
第15回 最終課題(2)

(授業方法)
講義,演習,実習を中心とした授業を実施する,特に実習を通した主体的に学ぶ姿勢の向上を図る.
kibaco に資料を掲載するため,良く確認すること.
授業外学習 次回の授業の該当範囲を予習し,不明な点や専門用語は各自で調べること.復習として演習問題に取り組み理解を深めること.
テキスト・参考書等 参考書:「オンラインジャッジではじめるC/C++プログラミング入門」会津大学 渡部有隆[著],マイナビ ISBN-13: 978-4839951108
成績評価方法 授業への出席,各回の課題,最終課題の達成度を総合して判断し,成績を評価する.履修を希望するものは初回のガイダンスへ必ず出席せよ
質問受付方法
(オフィスアワー等)
質問はメールで受付ける.メールアドレスについては初回授業時に伝える.
特記事項
(他の授業科目との関連性)
後期のデータ構造とアルゴリズム演習を履修する場合,本演習を履修していることが望ましい.また,後期のシステムプログラミング実験では,C/C++言語の知識を前提とする実験テーマがある.
備考