授業方針・テーマ |
構造力学や応用力学の理解を助けるとともに,土木構造物の力学的諸問題に関する基礎的な解法を問題演習によって修得する. |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
・構造力学および応用力学の内容の理解を深める. ・多くの演習問題を限られた時間内に解くことで迅速かつ的確な判断力を養うとともに,自ら問題を解決する能力を身につける. ・土木構造物の設計に基本的かつ必要な力学的知識とその知識を設計に活用する視点を養う. |
授業計画・内容 授業方法 |
・授業方法は演習を中心とし,進捗に応じて小テストを数回実施する. ・授業計画・内容(予定) (1)はじめに(講義の目的,位置づけ,全体構成),はりの断面力・断面力図(1) (2)はりの断面力・断面力図・トラスの部材力・影響線 (3)断面の性質・断面内の応力分布 (4)はりのたわみ (5)ひずみエネルギー (6)仮想仕事の原理 (7)単位荷重法 (8)カスティリアノの定理 (9)最小仕事の原理 (10)相反定理 (11)ポテンシャルエネルギー (12)応力法・変位法による不静定構造物の解法 (13)応力法・変位法による不静定構造物の解法 (14)まとめと理解度の低い分野の演習 (15)解説 |
授業外学習 |
・授業時で取り扱う演習問題の復習,および別途配布する自主学習用プリントをもとに,授業内容の理解を深めるために各自演習を行うことが望ましい. |
テキスト・参考書等 |
・演習問題および解答例を毎回配布する. ・テキストや参考書等は構造力学や応用力学の講義で使用しているものでよい. |
成績評価方法 |
・演習問題の提出結果およびその内容,小テストにより評価する. |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
・授業時に指示する. |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
・関連科目学部専門科目「構造力学」(1年次,後期),「応用力学」(2年次,前期). ・構造力学や応用力学は自ら問題を解いてはじめて理解できる.それぞれの講義の中でも例題は示されているが理解をさらに深めるために演習の履修を推奨する. ・知識の定着を図るため,本授業と「応用力学」の授業を入れ替える場合がある.詳細は授業 で指示する. |
備考 |
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