シラバス照会

<< 最終更新日:2025年03月26日 >>
基本情報
科目種別 専門教育科目 授業番号 F1521
学期 前期 曜日
科目 発達科学 時限 3限
担当教員 朴 ウンビ 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
JSF-317-1:人文社会学部専門教育科目

担当教員一覧

教員 所属
朴 ウンビ 人間社会学科

詳細情報
授業方針・テーマ 【発達科学】乳幼児期の言語獲得過程を検討する方法には様々なアプローチがあるが、この授業ではとくに脳の発達と言語獲得の関係性に注目する。認知神経科学と脳機能計測に関する基礎的な知識を前提として、発達初期に固有な事象について学ぶ。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
脳と言語獲得に関する学術用語を正確に理解して、使用する能力。英語で執筆された学術論文を正確に読み、内容について自ら考える能力。発達期の脳の構造と機能に関する知識を習得し、その知識をもとに音声知覚と言語獲得について検討する能力。言語と発達に関する問題を設定して、自分の意見を発表できるようにする。
授業計画・内容
授業方法
前期:第1回 導入、第2・3回 発達科学に関する論文の読み方、第4〜6回 視覚の発達とコミュニケーション、第7回 視線位置計測、第8〜11回 乳児の音声知覚研究1、第12〜14回 乳児の音声知覚研究2、第15回 前期のまとめ

出席者全員が文献を読んでから出席することを前提とする。発表と内容についての議論を中心として、講義と演習を織り交ぜて授業を進める。

授業外学習 課題に取り組むとともに、必ず復習をしてノートにまとめること。
テキスト・参考書等 参考書:
Mark H. Johnson with Michelle de Haan(2011) Developmental Cognitive Neuroscience, 3rd edition (Wiley-Blackwell)
Angela D. Friederici and Guillaume Thierry (2011) Early Language Development (Wiley-Blackwell)
村上郁也編 (2010) イラストレクチャー 認知神経科学(オーム社)
成績評価方法 授業における口頭発表と討論への参加(70%)、学期末の発表(30%)。
文献の内容を理解することとともに、研究発表の仕方を身につけることを評価する。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
授業中以外は、メールにて質問を受け付ける。メールアドレスは、開講時に指定する。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
前期と後期を通して履修すること。眼球運動計測、脳波計測、近赤外光脳機能計測を用いた研究の文献を扱うため、【認知神経科学】、および、【脳計測科学】の両方を既に履修していることを要件とする。




備考