授業方針・テーマ |
生物の行動に関わる情動、覚醒、ストレス、自律機能のはたらきについて、脳・神経科学および生理学の 観点から講義を行う。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
行動および生体の生理機能に関わる脳内神経機構について理解できる(論理的思考力・能動的学習姿 勢)。この講義を通して、脳の活性化やリラクゼーションをコントロールし、脳の状態と密接に関わる 「健やかなからだ」の維持・増進に貢献する能力を養う(総合的問題思考力)。 |
授業計画・内容 授業方法 |
主要な内容は以下のとおりである。 第1回 オリエンテーション:授業計画紹介、授業目的・方法の説明 第2~3回 こころとからだの健康:脳・神経系とストレス 第4~6回 ホメオスタシスの制御機構:自律神経系、内分泌系、免疫系 第7~9回 脳神経系の基本構造と機能 第10~12回 こころの神経科学:ストレス・覚醒・気分・情動・本能・記憶を調節する脳 第13~15回 行動を調節する脳:睡眠・摂食
【授業方法】講義にはパワーポイントを用い講義を中心とした授業を実施するとともに、適宜質問を投げ かけ、また参考書の読み合わせも含め学生とのディスカッションを行いながら進める。 |
授業外学習 |
授業中に出される課題や関連図書及び文献の内容について調べ、課題レポートを提出する。 |
テキスト・参考書等 |
資料適宜配布 参考図書:久住昌之・加藤総夫『脳天観光』(扶桑社1996)、北一郎『図解雑学・呼吸のしくみ』(ナツ メ社2005) |
成績評価方法 |
成績評価は、出席2/3以上の者を対象に行い、課題の発表内容(論理的思考力・能動的学習姿勢:50 %)および自己意見の公表内容(総合的問題思考力:50%)により評価する。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワーは特に設定しませんが、直接質問したい場合は随時受付しますので、事前にメール(kita -ichiro[@]tmu.ac.jp)でアポイントメントをとってください。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
隔年開講(奇数年開講) 【他の授業との関連性】分野別科目は、特論、演習、特別講義から構成されている。選択必修科目である が、分野内の科目をできるだけ多く受講することが望ましい。 |
備考 |
|