授業方針・テーマ |
学生の多くは大学を卒業したあと就職して仕事をすることになると思います。この授業では、日本の雇用・労働システムについて、大学を出たあとの職業生活やキャリア形成を考える際に知っておくとよいことを勉強します。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
日本の雇用・労働システムについて基礎的な知識を習得することができます。この知識は社会人としての幅広い教養に位置づけられるとともに、学生にとっては将来の職業生活を構想するに際して有用である(基礎的な知識)。
新聞や雑誌に掲載された記事や事例について、授業で話した基礎的な知識を使いながら授業時間の内外で学生自身で考えてもらいます。これにより学生は学習した知識がどのように活用できるかが分かることに加え、論理的に課題を捉えて考える能力を得ることができる(論理的思考力)。 |
授業計画・内容 授業方法 |
<授業計画・内容>
1. オリエンテーション 2. 学校から職場へ 3. 大学からみた企業の採用活動 4. 新人の仕事の社会への適応 5. 人材ビジネス会社からみた学生の就職と採用(ゲストスピーカー講演1) 6. 企業内でのキャリア形成 7. 失業・解雇・退職 8. 賃金 9. キャリア・アンカーから、自分自身の価値観を考える(ワーク・ショップ) 10. 企業で働く人の価値観から、自分自身の価値観を考える(ゲストスピーカー講演2) 11. 働き方の典型性と雇用形態の多様化 12. レポート課題の提示と文献探索の練習 13. ライフデザインセミナー(ゲストスピーカー講演3) 14. 定年退職と仕事の世界からの引退 15. 今学期の復習とまとめ
<授業方法> 各トピックに関する講義を行うので、授業後に講義内容を使いながら、課題記事の内容について考え、説明してください(課題記事の内容について授業中に触れることが多いですので事前に読んできてください)。 翌週、教員が質問や疑問に回答した上で、学生の見解から代表的なものを紹介し、コメントします。 自分と違う考えであったり、勉強になる考えだと思ったりしたことがあればメモしてください。 |
授業外学習 |
授業時間後 課題記事について講義をもとに考えたことをプリントに書いて写真を撮り kibaco にアップロードしてください(学生同士で相談しながらしてもよいです)。 |
テキスト・参考書等 |
教科書は特に指定しません。授業時間前にスライドを kibaco にアップロードしておきますので各自ダウンロードしてください。 |
成績評価方法 |
レポート試験(100%) 採点基準はレポート様式に記載してあるとおりです。基礎的な知識の習得と論理的思考力について評価します。
※ 試験の受験資格は、課題の提出回数が一定以上の学生に付与します(ルールは初回授業で説明します)。受験資格がない学生のレポートは提出されても採点せず、不可とします。
※ 採点期間との兼ね合いからレポート試験の実施が困難な場合、履修者数に応じて筆記試験に変更します。ここ数年はレポート試験です。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワーは木曜5限です(資料を用意したほうがよいと思いますし、他の人との重複を回避するため、アポイントメントを取ってください)。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
特別な予備知識は必要ではないので、専門を問わず興味があれば気楽な気持ちで受講してください。 |
備考 |
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