授業方針・テーマ |
井原西鶴の浮世草子を協力して読解するゼミ |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
日本近世文学に関する基本的な知識と研究の方法。プレゼンテーションの技能。 さらっと読むのではなく、さまざまな視点から読みを「深める」ことを学ぶ。 主体的に学ぶ姿勢を身につける。 協調性と相互理解の重要性を学ぶ。
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授業計画・内容 授業方法 |
井原西鶴は江戸時代を代表する小説(浮世草子)作者です。その作品は滑稽でありながらも脳天気には笑えないような深刻さや悲哀を含んでおり、単なる説話とも、近代短編小説とも異なる論理で成り立っています。このゼミでは複数の班を設け、西鶴のミステリアスな短編小説を班ごとに議論しつつ読解して行きます。西鶴作品の意外な展開と謎めいた結末はさまざまな解釈をうながすものなので、参加者はテキストを多角的に、柔軟に読む力を鍛えられるでしょう。ゼミでは前半にグループ単位で読みを深める訓練、後半でプレセンテーション(グループ発表)を行います。 1 共通ガイダンス 2 自己紹介。グループ決め(予定では5班に分ける)。西鶴浮世草子について。 3 『西鶴諸国ばなし』『本朝二十不孝』『懐硯』『本朝桜陰比事』『万の文反古』などから、グループごとに代表作品を決定する作業。 4 3で決めた作品を参加者全員で読んで文脈を掘り起こす作業(1回目)。 5 3で決めた作品を参加者全員で読んで文脈を掘り起こす作業(2回目)。 6 3で決めた作品を参加者全員で読んで文脈を掘り起こす作業(3回目)。 7 3で決めた作品を参加者全員で読んで文脈を掘り起こす作業(4回目)。 8 3で決めた作品を参加者全員で読んで文脈を掘り起こす作業(5回目)。 9 補欠作品を参加者全員で読んで文脈を掘り起こす作業① 10 補欠作品を参加者全員で読んで文脈を掘り起こす作業② 11 グループごとに代表作品の詳細検討 ①語釈 ②背景(宗教・思想・時事・習俗など) 12 グループごとに代表作品の詳細検討 ③典拠・類話 ④先行研究 13 プレゼン準備 14 発表会① 15 発表会② |
授業外学習 |
プレゼンテーションのための下調べや資料作り。 |
テキスト・参考書等 |
西鶴研究会編『西鶴が語る江戸のミステリー』(ぺりかん社) 参加者は必ず第二回までに購入すること。 |
成績評価方法 |
授業讃課姿勢(2割)+プレゼンテーション(4割)+提出物(レポート)(4割) ※割合は変動する場合あり。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
授業後に受け付ける。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
※現代語訳付きのテキストなので古文苦手でも問題なし。 班の数などは参加人数によって変動する可能性あり。 |
備考 |
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