シラバス照会

<< 最終更新日:2025年03月30日 >>
基本情報
科目種別 授業番号 A0763
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 5限
担当教員 佐々木 睦 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
佐々木 睦 人文学科

詳細情報
授業方針・テーマ 【世界の神話を探求する】
(通称:神話ゼミ)

世界中の地域や民族ごとにそれぞれの神話がある。
ある神話には世界や動植物、人間、火や文明の誕生が語られ、またある神話からは人々が「死」をどのように認識していたかが読み取れる。そして神話は必ずしも古代のものではなく、現在でも多くの言葉(アキレス腱、三種の神器、嫦娥1号等々)や図案(サッカー日本代表エンブレム、WHOのマーク、大学の校章等々)、そして漫画やゲームの中で生きている。本ゼミでは受講者が各地域の神話を調べ、その意味を丹念に読み解き、また異なった地域の神話を比較しながら、その類似点や相違点、現代における神話の受容について考えていく。資料については、常に原典に当たることを要求するので、けっして楽なゼミではないことを心して臨むべし。
神話が大好きな学生が集い、熱く語り合うことを期待している。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・自ら関心を抱いた問題について資料を収集・整理する力、疑問をもつ力、思考する力、自分なりの解答を見つける力を養う。
・プレゼンテーションを体験し、自分の考えを他人に伝える力を身につける。
・グループ討論を通じ、自己の意見を伝え、他人の考えをくみ取る力をつける。
授業計画・内容
授業方法
各受講者とも前半はグループⅠ、後半はグループⅡに所属する。グループⅠは4名からなる地域ごとの神話研究グループで、グループⅡは6名からなる、グループⅠから1名ずつ振り分けた地域横断研究グループである。

◆第1回 基礎ゼミナールガイダンス
担当教員自己紹介、受講生自己紹介、グループ分け(グループⅠ)
担当教員佐々木による概説①(神話とは何か/神話研究の流れ/神話と社会 等々)
担当教員佐々木による概説②(神話研究文献の案内 等々/レジュメ作成指導・発表のデモンストレーション)
※グループⅠはアジア神話A(日本、中国、朝鮮など)、アジア神話B(インド神話)、ギリシア・ローマ神話、北欧神話、エジプト神話、オリエント神話、などによって分ける。1グループ4名で6グループ。

◆第2回 グループミーティング
・グループ討論の練習(グループリーダー選出、担当決め)
・グループ名とシンボルマーク作成
・グループ内で討論し、それぞれの横断テーマを決め、相互にレクチャーする。

◆第3回─第8回(全6回) 研究発表Ⅰ
──個人発表(目安は1回4人ずつ発表。1人15分)とグループ討論、質疑応答。
・研究発表Ⅰでは、各グループが、その地域の神話の概要を発表する。メンバー一人一人が主要な神々、ストーリー、世界観等々の担当に基づきプレゼンする。その後グループ討論、質疑応答を行なう。
※第8回目に次ステージの説明とグループ替えを行なう。新グループ(グループⅡ)は、グループⅠの6組から1人ずつを振り分けて4組を作る。

◆第9回 新グループミーティング
・グループ討論(グループリーダー選出、担当決め)
・グループ名とシンボルマーク作成
・グループ内で討論し、それぞれの横断テーマを決め、相互にレクチャーする。

◆第10回─第15回(全6回) 研究発表Ⅱ グループ発表と質疑応答
・研究発表Ⅱでは研究発表Ⅰで発表した神話に基づき、グループ内部で相互にレクチャーしあい、各神話を横断する「比較」の視点を導入した上で(例:天地創造神話、世界滅亡神話、太陽と月、死後の世界、英雄神話、男神と女神、神々の持ち物、愛の物語、異界、怪物退治、神話の中の色、日本での受容、現代サブカルチャーの中でどう描かれているか等々)、メンバー一人一人が自分で選んだテーマで発表を行なう(目安は1回4人ずつ発表。1人15分)とグループ討論、質疑応答。
授業外学習 授業中に指示する参考文献を読むことが望ましい。また発表のための資料収集や講読が自ずと授業外学習となる。
テキスト・参考書等 各地域の神話に関する書籍、神話研究の専門的な文献は授業中に指示するが、以下の書籍は入手しやすく平易な入門書なので事前に目を通しておいてほしい。
・大林太良『神話学入門』(中公新書,1966年/ちくま学芸文庫,2019年)
成績評価方法 発表(プレゼンテーション)と討論参加、レポートなどから総合的に評価する(プレゼンテーション及び発表用資料 40%、討論での貢献30%、提出レポート 30%)。発表に関しては、プレゼンそのものも重要だが、発表に到るまでの資料収集、疑問解決への努力過程を評価する。またオリジナリティーを高く評価する。つまり多少失敗したとしてもチャレンジしたものはその価値を認める。討論については、積極的関与の度合いが判断基準となる。自分の発表時以外は消極的にしか参加しない者は当然評価が低い。発表、及びレポートについては、インターネットで収集した他人の意見のまる写しは試験におけるカンニングと同様に厳正に処分する。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
授業中に担当教員の連絡方法を通知する。または、kibacoを利用して直接連絡すること。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
備考