授業方針・テーマ |
バーチャルリアリティ/メタバースが情報化社会のキーワードとなって久しく,今後,ますます基盤技術として重宝されていく.本講義は,バーチャルリアリティ基礎技術の修学および,バーチャルリアリティ環境下での人間特性の理解と評価方法の修得を目指す.さらには,拡張現実(Extended reality)技術への橋渡しを行う. |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
バーチャルリアリティ環境に関する基礎知識を習得できる.人間の知覚特性および行動特性を評価するための実験デザインならびに実験手法を習得できる. |
授業計画・内容 授業方法 |
(授業内容) 第1回: バーチャルリアリティの構成要素.古今および未来のVR技術を眺めながら. 第2回: 第1人称と第3人称 第3回: VR空間での移動速度知覚実験-マグニチュード推定法(原理・実験計画) 第4回: VR空間での移動速度知覚実験-マグニチュード推定法(実験) 第5回: VR空間での移動速度知覚実験-マグニチュード推定法(解析・議論) 第6回: 前半の振り返り 第7回: 身体所有感・運動主体性 第8回: VR空間での移動速度知覚実験-弁別閾・恒常法(原理・実験計画) 第9回: VR空間での移動速度知覚実験-弁別閾・恒常法(実験) 第10回: VR空間での移動速度知覚実験-弁別閾・恒常法(解析・議論) 第11回: ベクション,メタバース 第12回: 拡張現実(AR),アバターの可能性 第13回: 後半の振り返り 第14回: 全体の振り返り 第15回: 外部講師による特別講義(開催回は未定です)
(授業方法) 講義を基本とし,講義中に簡単な実験などを行う.実験データの解析方法は講義中に説明するが,レポート課題として各自が自宅でデータ解析と結果の解釈に取り組む. |
授業外学習 |
提出が必要なレポート課題を課すので,自宅等で取り組むこと. |
テキスト・参考書等 |
講義時間中に適宜紹介・配布する. |
成績評価方法 |
講義中のミニクイズ(20%),レポート2回(20%),中間試験(30%),期末試験(30%) |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
講義後の対面もしくはメールにて受け付けます: okamotos@tmu.ac.jp |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
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備考 |
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