シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月21日 >>
基本情報
科目種別 授業番号 F4216
学期 前期 曜日
科目 フランス語圏文化論 時限 4限
担当教員 大須賀 沙織 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
JHH-205-1:人文社会学部専門教育科目

担当教員一覧

教員 所属
大須賀 沙織 人文学科

詳細情報
授業方針・テーマ 【フランス比較文化論】
フランス文化は各分野で豊かな歴史をもち、独自の文化を築き上げてきました。
そして、フランス文化と日本文化には不思議な親近性が見られ、両者は意外なところで交流をもち、影響を与え合ってきました。本講義では、フランス文化の多様な側面を日本人の視点、日本文化との比較をとおして論じていきます。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・フランス文化の多様な側面を知ること
・日本、またはその他の国の文化との比較をとおして、両者の特徴を捉えることができるようになること
・フランス文化の一側面を自らの視点で考察し、論じられるようになること
授業計画・内容
授業方法
1 オリエンテーション:比較文化とは何か
2 パリ:パリの起源、パリの中心、パリ改造、都市論から見るパリ―東京
3 カトリック文化:典礼暦、聖人、聖地巡礼
4 音楽:フランス音楽史、日本と西洋音楽の出会い
5 教会建築:パリのノートルダム大聖堂、ロマネスクとゴシック、長崎の教会堂
6 ワイン:ワインの歴史と基礎知識、日本におけるワイン
7 文学:比較文学とは何か 歴史、定義、方法
8 カフェ:コーヒー/カフェの歴史、パリのカフェ、日本におけるコーヒー/カフェ導入
9 絵画:フランス絵画概観、西洋絵画の日本到来、印象派とジャポニスム、浮世絵
10 彫刻:フランス彫刻概観、フランス彫刻と日本
11 演劇:演劇とは、演劇の起源、日本の伝統芸能、フランス演劇史
12 映画:日仏映画の親近性、フランス映画の特性、フランス映画史
13 モード:フランス・モード史、日本との交流
14 香りの文化:パリのにおい、香料の歴史、フランスの香水産業、日本の香料・香水
15 総括と補足

【授業方法】
講義形式で授業を進めます。
授業外学習 最終的にひとつのテーマについてレポートを書くことになりますので、テーマを選び、関連文献を読み進めていくこと。
テキスト・参考書等 プリントを配布します。
各テーマの参考文献は各回の授業で紹介します。
成績評価方法 レポート:70%(授業で扱ったいずれかのテーマについて、比較文化的視点からレポートを作成)
平常点 :30%(出席状況、コメント提出)
質問受付方法
(オフィスアワー等)
質問は授業中および前後、またメールで随時受け付けます。
osuga★tmu.ac.jp (★をアットマークに変えてください)
特記事項
(他の授業科目との関連性)
フランス語履修者であることが望ましい。
備考