授業方針・テーマ |
《現代思想の基礎知識》 現代思想の学説の流れや専門用語、重要な固有名詞やテーマについて基礎的な知識を身につける。現代思想と現実社会との関わりや現代思想による文化・芸術の解釈について考える。
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習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
現代思想に関するさまざまな文献から基礎的な知識を習得し、それを使って物事を論理的に説明できるようにする。文化・芸術に関わる事象に対して現代思想を知の分析ツールとして活用できるようにする。 |
授業計画・内容 授業方法 |
第1回 授業内容の説明 第2回 現代思想の背景知識(デカルト「コギト」、スピノザ「汎神論」、カント「もの自体」) 第3回 現代思想の背景知識(ヘーゲル「弁証法」、ニーチェ「系譜学」、マルクス主義) 第4回 現象学の展開(フッサール『現象学の理念』) 第5回 実存主義(ハイデガー『存在と時間』) 第6回 フランクフルト学派(ベンヤミン、アドルノ) 第7回 ソシュール言語学と構造主義(レヴィ=ストロース『野生の思考』など) 第8回 中間試験と前半のまとめ 第9回 ポスト構造主義(フーコー『監獄の誕生』) 第10回 ポスト構造主義(ドゥルーズ=ガタリ『アンチ・オイディプス』) 第11回 ポスト構造主義(デリダ『エクリチュールと差異』『グラマトロジー』) 第12回 イタリア現代思想(アガンベン『ホモ・サケル』、ネグリ=ハート『帝国』) 第13回 ポスト構造主義以降の展開(メイヤスー『有限性の後で』、マルクス・ガブリエル『新実存主義』) 第14回 期末試験と解説 第15回 まとめ
【授業方法】授業では毎週kibacoを通じて配布されるレジュメに基づいた講義をおこなう。疑問点や難易度の高い箇所については随時質問を受けつける。毎回リアクション・ペーパーを活用し、受講者の質問やコメントは次回の授業に反映させる。
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授業外学習 |
授業で配布されるプリントだけでなく、紹介される文献も読んで、毎回の授業の予習・復習をしてくること。学期末に小レポートを課すので自主的な読書を心がけること。
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テキスト・参考書等 |
テキスト: eラーニングシステムを通じて資料を配布する。 参考書:仲正昌樹[ほか]著、『現代思想入門 グローバル時代の「思想地図」はこうなっている!』、PHP研究所。
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成績評価方法 |
授業態度、レビューシート、小レポートを含む平常点(40%)と授業で学んだ知識を問う試験(60%)の合計で評価する。試験で一定の知識を修得していない場合は不可とする。
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質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワーについては授業の前後に可能。事前にメール(furunaga-shinichi@tmu.ac.jp)で連絡すること。
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特記事項 (他の授業科目との関連性) |
過去に《現代思想の基礎知識》を履修した者はこの授業を再度履修することはできない。 第一回目の授業で授業内容を説明するので、受講者は必ず参加すること。
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備考 |
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