授業方針・テーマ |
問題を解くためのアルゴリズムを,プログラムによってどのように表現し実装するかを学ぶ. |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
プログラミングの基本的考え方を学習することを目的とし,演習を通して中規模のプログラムを設計・記述・デバッグするための系統的な方法を修得することを目標とする. |
授業計画・内容 授業方法 |
(授業概要) Python 言語を用いたプログラミングの基本を,例題や課題を通して学習する. 特に受講生がコンピュータを利用して実際にプログラムを作成し動作を確認しながらプログラミングの基本的な考え方を学習することを重視する. 以下のようなトピックがカバーされる. ・関数,スコープ,抽象化 ・構造型と可変性 ・ファイル入出力 ・例外 ・クラスとオブジェクト指向プログラミング
(授業計画) 第1回 ガイダンスと Python の概要 第2回 簡単な算術プログラム(1): 条件文, 繰り返し, 総当たり 第3回 簡単な算術プログラム(2): 二分法, ニュートン法 第4回 関数,スコープ,抽象化(1): 関数とスコープ 第5回 関数,スコープ,抽象化(2): 関数とテスト 第6回 関数,スコープ,抽象化(3): オブジェクトとしての関数 第7回 構造型,可変性(1): 文字列, リスト 第8回 構造型,可変性(2): リスト(二次元配列), タプル, 多重代入, 辞書 第9回 ファイル入出力: ファイル形式, 文字コード 第10回 例外の処理 第11回 クラスとオブジェクト指向プログラミング(1): クラスの定義と基本 第12回 クラスとオブジェクト指向プログラミング(2): 演算子の定義 第13回 クラスとオブジェクト指向プログラミング(3): 実践と様々なオブジェクトの紹介 第14回 最終課題(1) 第15回 最終課題(2)
(授業方法) 講義,演習,実習を中心とした授業を実施する,特に実習を通した主体的に学ぶ姿勢の向上を図る. |
授業外学習 |
次回の授業の該当範囲を予習し,不明な点や専門用語は各自で調べること.復習として演習問題に取り組み理解を深めること. |
テキスト・参考書等 |
(参考書) ジョン・V. グッターグ(著),久保 幹雄(訳), 「世界標準MIT教科書 Python言語によるプログラミングイントロダクション第2版: データサイエンスとアプリケーション」,近代科学社 |
成績評価方法 |
授業への出席およびレポートと試問を総合して判断し,成績を評価する.履修を希望するものは初回のガイダンスへ必ず出席せよ |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
質問はメールまた口頭で受付ける。メールアドレスについては初回授業時に伝える |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
情報科学科 専門教育科目群 学科基礎科目 教職(情報)関係科目 関連科目:データ構造とアルゴリズムⅠ,プログラミング基礎演習Ⅱ,データ構造とアルゴリズムⅡ,データ構造とアルゴリズム演習 |
備考 |
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