授業方針・テーマ |
建築構造力学I~IVの最後として,マトリックスを用いた構造解析法について講述する。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
コンピュータの使用を前提としたマトリックス構造解析法について学ぶ。この方法によると簡潔な数学的表現により構造解析を定式化することができる。実務の構造設計ではほとんどの場合この方法が用いられるので,構造系を志望する学生にとって重要な科目である。 |
授業計画・内容 授業方法 |
第1回 マトリックス法の基礎1/不静定一般解法,たわみ角法との関連 他 第2回 マトリックス法の基礎2/釣合条件式,適合条件式 他 第3回 マトリックス法の基礎3/構成方程式 他 第4回 変位法1/ばね-マス系 第5回 変位法2/トラス 第6回 変位法3/ラーメン 第7回 演習1 第8回 接続マトリックスを用いる変位法 第9回 釣合方程式と静定構造 第10回 応力法1/トラス 第11回 応力法2/ラーメン 第12回 変位法と応力法の関連 第13回 演習2 第14回 復習 第15回 まとめ
【授業方法】 授業は講義形式で実施する。単元ごとに理解を深めるための演習を行う。 |
授業外学習 |
各回の授業内容は関連している。そのため,毎回の授業範囲を復習するとともに演習問題にも繰り返し取り組み,理解した上で授業に臨むこと。 |
テキスト・参考書等 |
参考書 青山博之ほか,マトリックス法による構造解析,培風館 |
成績評価方法 |
期末試験(60%)・平常点(授業態度・授業への関与)(10%)・演習問題(30%) ・上記の割合に基づき,総合的に評価する。 ・期末試験については,到達目標に基づき,マトリクスを用いた変位法や応力法を理解しているかどうかを検証する。 ・演習問題では,具体的な計算問題を出題し,単元ごとの理解度を深める。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
原則として前期火曜日3限をオフィスアワーとしますので,質問があれば研究室(9号館7階772室)に来てください。その場合は,あらかじめメールで連絡してください。また,メールによる質問も受け付けます。 【メールアドレス】norikot@tmu.ac.jp |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
基礎科目:建築構造解析I~IIIを履修していることが望ましい。 |
備考 |
|