授業方針・テーマ |
エンベデッドシステムとは電化製品などのハードウェアに搭載されている「組込みシステム」ことで、ハードウェアとソフトウェアが交差するところに存在する。最近はIoT分野において話題になっている。 本講義では、エンベデッドシステムの定義 、特徴、構成等についてArduino UNO互換機を実例としながら学ぶ。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
エンベデッドシステムの基本的な構成、ハードウェア技術、ソフトウェア技術の習得を目的とする。 |
授業計画・内容 授業方法 |
第1回 イントロダクション: 講義の背景、エンベデッドシステムの概要説明 第2回 ハードウェア①: 組込みシステムの構成 第3回 ハードウェア②: ペリフェラル、ローカルバス(UART、I2C、SPIなど) 第4回 ソフトウェア①: プログラム作成の流れ,テスト環境 第5回 組込み機器を用いたプログラミング①: Arduino(AVR ATmega328P)の内部構成、 レジスタ、割込み、タイマ 第6回 組込み機器を用いたプログラミング②: 複数割込み、D/A変換、PWM、A/D変換 第7回 組込み機器を用いたプログラミング③: 計算速度計測と動作高速高速化 第8回 組込み機器を用いたプログラミング④: 機械語とアセンブリ言語 第9回 リアルタイムOS: 組込みOS、RTOS(FreeRTOS) 第10回 組込みプログラミンングでの注意事項 第11回 組込み開発の流れ①: 開発プロセスとは、ソフトウェア要求分析、ソフトウェア方式設計 第12回 組込み開発の流れ②: ソフトウェア詳細設計、コーディング、各種テスト 第13回 ソフトウェア開発: C言語とUnix(組込みLinux) 第14回 通信サービスとネットワーク技術 第15回 まとめ |
授業外学習 |
次回の授業の該当範囲を予習し、不明な点や専門用語は各自で調べること。 |
テキスト・参考書等 |
「よくわかる組込みシステム開発入門」 組込みシステム技術協会 人材育成事業本部(著) (株)技術評論社 ISBN: 978-4297119669 |
成績評価方法 |
レポート課題 80%,平常点(授業態度・提出物の有無など) 20% |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワーは休憩時間(授業前後)に行う。 別途質問・連絡等がある場合は,goka@tmu.ac.jp まで気軽にメールして下さい. その際には、件名に「エンベデッドシステム」を含め、本文に「氏名」を忘れずに記載して下さい. |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
電子情報システム工学科 情報システムコース:選択必修科目 電気通信システムコース:選択必修科目 |
備考 |
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