シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月28日 >>
基本情報
科目種別 都市環境学部専門教育科目 授業番号 K0024
学期 後期 曜日
科目 地理学概説II 時限 5限
担当教員 矢部 直人 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
UGG-104-1:都市環境学部専門教育科目

担当教員一覧

教員 所属
矢部 直人 地理環境学科

詳細情報
授業方針・テーマ 地理学の歴史と基礎的な考え方・視点を概説した上で、人文地理学の事例を紹介する。受講者の理解を深めるために、折に触れて小テストと作業課題を実施する。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
人文地理学の理論・概念・事例を通じて、地理学的なものの見方を理解するとともに、地図・写真・統計・文献資料等を使用して地理を捉える力を養う。
授業計画・内容
授業方法
第1回~第4回では地理学という分野の歴史と方法を概説する。それを踏まえた上で第5回~第12回では人文地理学の主要な下位分野(経済・文化・政治・社会・都市・農村地理学)の成果と課題を紹介する。第13回~第14回では地理学が社会の中でどのような位置を占めているか、また、どのような役割を担っているか/担えるかについて考える。最後に第15回では授業内容を振り返り、これからの地理学について展望する。なお、途中で授業内容の理解度を確認するための小テストを行う。
第1回 地理学とは:系統地理と地誌
第2回 地理学の歴史
第3回 地理学の方法(1):地域概念、地域区分、地域スケール
第4回 地理学の方法(2):空間、場所、景観
第5回 経済の地理(1):工業地域と商業地域の形成と変容
第6回 経済の地理(2):経済地理学モデルとその限界
第7回 文化の地理(1):文化地域の形成と変容
第8回 文化の地理(2):文化的な景観論と場所論
第9回 政治・社会の地理(1):社会地域の形成と変容
第10回 政治・社会の地理(2):社会-空間的不平等
第11回 集落の地理(1):都市-農村関係の形成と変容
第12回 集落の地理(2):地球規模の都市化
第13回 社会の中の地理学(1):地理学の社会的レリバンス
第14回 社会の中の地理学(2):地理情報システムの社会的可能性
第15回 まとめ、これからの地理学
授業外学習 ・折に触れて、授業内容に関連した作業課題を行ってもらう。
・授業内容を補足する、あるいは授業中に扱い切れない話題に関する参考資料を配布するので、授業後に確認し、理解を深めてほしい。
テキスト・参考書等 テキストは使用しない。授業時に、あるいはkibakoを通じて資料を配布する。
成績評価方法 成績は作業課題(20%)、小テスト(20%)、期末試験(60%)で評価する。期末試験では、各回の内容がどのくらい理解できているか、地理学的なものの見方を実社会の問題に応用できるかどうかを評価のポイントとする。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワー: 火曜2限
特記事項
(他の授業科目との関連性)
地理環境学科・コース1年次の必修科目
地理学概説Ⅰを履修済みであれば、地理学の全体像の理解が進むであろう。
地理環境学科・コースの学習・教育到達目標との対応:D-1
備考