シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 教養 / 科学・技術・産業 授業番号 X0155
学期 前期 曜日
科目 地球環境と人類の歴史 時限 4限
担当教員 出穂 雅実 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GBD-102-1:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
出穂 雅実 人文学科
川東 正幸 地理環境学科

詳細情報
授業方針・テーマ 地球上では寒冷化、乾燥化などの変化が人類の歴史に影響を与えてきた。科学技術の発展と都市文明の拡大にともない、人類は地球環境を変え続けていくのか。本講義では、地球環境と人類の歴史の関わりについて、講義の前半(川東担当)では、人類の環境への働きかけ・関わり合いについて,資源と土地利用の観点から,具体的な地域や事例を取り上げて論じる。後半(出穂担当)では、氷河期のユーラシア大陸と日本における環境変化の具体例を提示し、その環境変化に対して当時の人々がどのような対応を行ったのか考えていく。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
過去から現在に至るまでの人類と環境の関わり合いを理解し,将来の地球環境・地域環境の在り方を考えることを目標とする。
授業計画・内容
授業方法
1)人類と環境の接点,人間の環境への働きかけ 
2)資源の概念(生物資源と鉱物資源)
3)資源の利用と環境の変化
4)文明の発祥と地勢,水を制御した人類
5)土地利用変遷に見る文明の盛衰
6)生物資源生産と土地改変
7)都市化と土地利用の変化
(以上、川東担当)
8)大形哺乳類の絶滅と人類活動に関する問題意識
9)大形哺乳類の絶滅と人類活動に関する理論と方法
10)後期更新世の大型哺乳類の絶滅と人類(世界)
11)後期更新世の大型哺乳類の絶滅と人類(南北アメリカ大陸)
12)後期更新世の大型哺乳類の絶滅と人類(北ユーラシア)
13)後期更新世の大型哺乳類の絶滅と人類(日本列島)
14)これから地球環境と人類との関係を考えてゆくために
(以上、出穂担当)
15)環境変化と人類
授業外学習 授業資料をkibacoを通じて配布するので,事前に確認しておくこと。授業資料には課題を含む場合もあるので,毎回の授業前に取り組んでおくこと。毎回の授業後、配布資料・ノートに記した講義内容を確認して復習すること。配布した参考資料と講義内容は異なる部分に踏み込んでいることが多いので、その違いを確認すること。
テキスト・参考書等 テキストは用いない。資料は適宜kibacoで配信する。現地調査のスライドや動画等の視覚教材を使っていく。
参考書:
ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎」(上・下)草思社,2000年
成績評価方法 前半(川東担当)と後半(出穂担当)にそれぞれレポートを課す。前半と後半の両方のレポートを提出した場合のみ成績評価の対象とする。授業内容をどれだけ理解しているか、自分の考えが述べられているかが成績評価の基準となる。授業資料に記載した課題も評価対象とする。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワー(川東):金曜日の授業前後の他,メール等でも随時質問を受け付ける。kawahigashi-masayuki(at)tmu.ac.jp
地理環境コースの学習・教育目標との対応:Aー2
オフィスアワー(出穂):授業終了後に質問を受ける。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
備考 (注)履修登録者数の上限を設定している科目である。履修登録方法は、教務課A掲示板及び教務課WEBサイトhttps://kyomu.jim.tmu.ac.jp/を確認すること。