授業方針・テーマ |
考古学の入門的な内容を、ビデオやスライドを用いてヴィジュアルにおこなう講義である。日本の事例だけでなく、世界各地の発掘調査のエピソードなどを担当教員の体験も含めて紹介し,最新の話題をわかりやすく解説する。 日本考古学の最も基礎的な事項について理解を含める。関連してユーラシア大陸の人類史にも関心を向けるための基礎知識を提供する。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
先史時代を中心に、基本事項を時系列に沿って解説し,その内容をパワーポイントや映像で示す。特別な予備知識を前提としない。ただ,入門的な内容とは言え,欠席すると前後の関連が不明になることがあるので注意すること。 |
授業計画・内容 授業方法 |
第1回 考古学とは何か 第2回 考古学のフィールドワーク1:遺跡の分布調査 第3回 考古学のフィールドワーク2:遺跡の発掘調査 第4回 旧石器時代1:ユーラシアにおける現生人類の出現 第5回 旧石器時代2:日本列島における現生人類の出現 第6回 旧石器時代3:人類の極寒環境への適応 第7回 旧石器時代4:旧石器から縄文へ 第8回 縄文時代1:縄文文化の枠組み 第9回 縄文時代2:縄文時代の精神文化 第10回 縄文時代3:縄文から弥生へ 第11回 弥生時代1:稲作文化の普及 第12回 弥生時代2:渡来人と文化交流 第13回 古墳時代:古墳とはなにか? 第14回 現代社会と考古学 第15回 講義のまとめ
【授業方法】:主に講義形式で実施する。 |
授業外学習 |
毎回の授業後、配布資料・ノートに記した講義内容を確認して復習すること。配布した参考資料に対して、講義内容はさらに発展させた部分に踏み込んでいることが多いので、その違いを確認すること。配付資料のみで授業は完結しないので、この点に留意すること。 |
テキスト・参考書等 |
講義の際にプリントを配布する。あるいはkibacoを通じて事前配布する。事前配布された資料はプリントアウトして、授業に持参することが望ましい。入門的な参考書は随時紹介する。 |
成績評価方法 |
学期末の試験、ないしは期末レポートにより成績の評価をおこなう(100%)。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワーは特に設定しない。質問等は講義終了後にも適宜受け付けるが、より知識を深めたい学生はkibaco又はメールでも受け付ける。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
特別な予備知識を前提としない。ただ,入門的な内容とはいえ、欠席すると前後の関連が不明になることがあるので注意すること。 履修者数は150名以内とする。
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備考 |
(注)履修登録者数の上限を設定している科目である。履修登録方法は、教務課A掲示板及び教務課WEBサイトhttps://kyomu.jim.tmu.ac.jp/を確認すること。 |