授業方針・テーマ |
テーマ【生き/息苦しさ とどう向き合うか】 現代社会特有の生きることの苦しさ=息苦しさを意識した人に、その中でどう呼吸するかを考えてもらいます。身近な本や新聞などから生きるヒントを学ぶ習慣を身につけるのが重要な作業になります。自分で本や週刊誌あるいは新聞、ユーチューブ等で出会った、自分が息をするのをすこし楽にしてくれる言葉を持ち寄って発表し討議してもらいます。生き/息苦しさを感じている自分を客観的に捉える視線を涵養する事を目的とします。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
現代社会における生きる苦しさ=息苦しさを意識し、その簡単な起源を学んだ上で、自分なりにどうその生き/息苦しさを克服するかを考えます。もとより簡単な答えなどないテーマですので、本や新聞などを読み、その話を他の学生に話せる能力を身に着けられればとりあえず目標達成とします。自分の考えを文章の形にもしてみましょう。 |
授業計画・内容 授業方法 |
第1回 基礎ゼミ共通ガイダンス 第2回 講義「生き/息 苦しさについて」 + 自己紹介 第3回 講義「答えの待っていない世界の始まり」+ ディスカッション 第4回 講義「パノプティコンと自己の観察者」 + ディスカッション 第5回 講義「努力しないものは馬鹿だ」 + ディスカッション 第6回 講義「負の指標としての嗜癖」 + ディスカッション 第7回 講義「プロテスタンティズムと自己克己」+ ディスカッション 第8回 講義「人生の意味としての物語」 + ディスカッション 第9回 講義「他人という夢を超えた存在」 +ディスカッション 第10回 講義「人生の意味としての恋愛」 + ディスカッション 第11回 講義「社会的ダーウィニズムの起源」 + ディスカッション 第12回 講義「議論の拒絶としての原理主義」 + ディスカッション 第13回 学生口頭発表 第14回 学生口頭発表 第15回 学生口頭発表
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授業外学習 |
自ら本や新聞あるいはブログなどを読み、興味を惹かれた箇所を抜書きしたりコピーをとったり写メで記録したりしましょう。自分の感じている不安やその解決法などを意識付けるようにしましょう。新聞は図書館でも読むことができます。学者、芸術家、ビジネスマン、無名の人たちの様々な経験が紹介されていますので、参考にしてみましょう。あなたの感じている不安を共有している人、あるいはそれを克服した人の言葉が見つかるかもしれません。 |
テキスト・参考書等 |
授業時あるいはkibaco を使って伝達配布する。 |
成績評価方法 |
出席、各回のディスカッション状況、最後の個別発表を勘案して評価します。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
質問はそのまま授業の発表としても利用できます。それとは別に話をしたい人は申し出てください。対応します。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
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備考 |
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