シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月25日 >>
基本情報
科目種別 専門教育科目 授業番号 L208
学期 前期 曜日
科目 航空宇宙構造力学2 時限 3限
担当教員 鳥阪 綾子 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象

担当教員一覧

教員 所属
鳥阪 綾子 航空宇宙システム工学科

詳細情報
授業方針・テーマ 航空宇宙機の構造に関連するより高度な理論を講議する。
構造の最弱箇所の一つである結合部の強度および設計法、柱、平板に始まり補強構造、シェル構造までの座屈理論と有効幅を含めた最終強度を説明する。軽量化のため不可欠である複合材料構造の力学について学習する。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
実際の構造と基礎理論の間の関係に重点を起き説明し、航空機構造以外にも適用できる能力を養う。
授業計画・内容
授業方法
第1回   イントロダクションと剪断場理論(プレートガーターと平面剪断場理論)
第2回   剪断場理論①:不静定板場構造
第3回   剪断場理論②:剪断流が長手方向に変化する剪断場と剪断遅れ
第4回   航空機構造の応力解析と静強度評価
第5回   結合継手の強度計算法①: 剪断継手、引張継手
第6回   結合継手の強度計算法②: 接着継手
第7回   座屈強度①: 柱の曲げ変形座屈
第8回   座屈強度②: 平板の座屈荷重
第9回   座屈強度③: 平板の圧縮座屈後の有効幅
第10回  複合材料構造の力学①
第11回  複合材料構造の力学②
第12回  薄膜理論
第13回  一般シェル理論
第14回  円筒シェル理論
第15回  大たわみ理論とまとめ


[授業方法]:講義を中心とした授業を実施するが、レポートを課す回もある。
授業外学習 次回の授業範囲を予習し、課題レポートを必ず行い提出すること。
テキスト・参考書等 教科書:小林繁夫、「増補新版 航空機構造力学」、プレアデス出版、定価4500円+税
    小林繁夫・近藤恭平、「弾性力学」、培風館、定価4300円+税
参考書:小松敬冶、「機械構造 弾性力学」、森北出版、定価4200円+税
成績評価方法 平常点30%、テスト70%の割合で評価する。
正当な理由がなく4回以上欠席した場合は、原則として成績評価の対象としない。
レポートについては、演習問題を解き、回答の説明を聴くことにより、直近の講義内容の理解を進める。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
[オフィスアワー]:原則として、毎週月曜日の4時限と金曜日の4時限とする。これ以外の時間に担当教員に会いたい場合には、事前にメールでアポイントを取ること。
[連絡先]:ayakot@tmu.ac.jp
特記事項
(他の授業科目との関連性)
材料・構造分野科目
[他の授業科目との関連性]:履修希望者は、原則として3年前期の『弾性力学』およびを3年後期の『航空宇宙構造力学1』を履修済みであること。また、4年前期の『材料構造力学演習』を同時に履修することが望ましい。
備考