シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 基礎科目群 授業番号 A0774
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 4限
担当教員 伏木田 稚子 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
伏木田 稚子 大学教育センター

詳細情報
授業方針・テーマ テーマ【内省データから学びを探究する】
あなたは日頃、どのようなときに「学んだ」と感じていますか。また、「学ぶ」ということについて、どのような思いや考えを抱いていますか。
この基礎ゼミでは、日常に埋め込まれた「学び」を内省し(ふり返り)、時間による変化やほかの人たちとの共通点・相違点をデータに基づいて探究していきます。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・好奇心と問いを持ち、じっくりと考えて解決を図れるようになる(能動的学修姿勢)
・わからないことは積極的に調べ、得られた情報を適切に活用できるようになる(情報活用能力)
・グループでの共同作業や発表と議論を通じて、自分の考えを相手に伝え、相手の考えを受け入れられるようになる(コミュニケーション能力)
授業計画・内容
授業方法
1.基礎ゼミナールガイダンス
2.オリエンテーション:ゼミの方針・進め方の説明、ゼミ生紹介
[学習理論の理解]
3.文献講読:学習理論
4.個人ワーク:学びの内省データの作成
5.全体ワーク:授業時間外に記録した内省データの共有
[質的データ分析の実践]
6.文献講読:質的データ分析
7.個人ワーク:内省データのコーディング
8.個人ワーク:カテゴリーの生成・カテゴリー同士の関係の可視化(レポートの作成)
9.全体ワーク:分析結果の共有(レポート発表と議論)
[計量テキスト分析の実践]
10.文献講読:計量テキスト分析
11.全体ワーク:計量テキスト分析のフリーツールの紹介
12.グループワーク:内省データに対する計量テキスト分析①(形態素解析・頻出語の集計)
13.グループワーク:内省データに対する計量テキスト分析②(語の共起関係の可視化)
14.全体ワーク:分析結果の共有(スライド発表と議論)
15.学んだことのふり返り

・縦断的かつ横断的な学びの内省データを分析し、結果の可視化を通して考察を深めていきます。
・コンピュータ、本学eラーニングシステムkibaco、各種ソフトウェア(Microsoft Word、Excel、PowerPointなど)、オンラインツール(Googleフォーム、Uset Local AIテキストマイニングなど)を積極的に活用します。
・文献講読、個人ワーク、グループワーク、全体ワークを組み合わせることで、他者とアイディアを共有し、互いに学び合う場を大切にします。
授業外学習 ・日常生活において「学んだ」と感じたこと、「学ぶ」ことへの思いや考えを記録し、学びの内省データとして蓄積する習慣を要します。
・データの分析、分析過程や結果の共有に関する準備(レポートの作成・発表の準備など)について、主体的に取り組むことを求めます。
テキスト・参考書等 授業中に図書や論文を適宜紹介・提供します。
成績評価方法 ・ゼミへの積極的な関与(グループワーク、全体ワークでの発表と議論)50%、探究活動への主体的な取り組み(個人ワーク、グループワークでのデータ分析、分析過程や結果の共有に関する準備)50%
・発表と議論、作成したレポートについては、ルーブリック(到達目標がどの程度達成できているかを確認するための評価ツール)を用いて評価を行う予定です。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
メールでの質問・相談は、いつでも受け付けます(連絡先:fushikida-wakako@tmu.ac.jp)。
個別に話し合う方がよい場合は、メールで日時を決めた上で、情報処理施設104室またはZoomミーティングにて行います。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
本ゼミは、担当教員が過去に関与した以下の取り組みを踏まえているため、同意を得られた履修生の学習成果等を個人情報に配慮した上で、学内外で発表する場合があります。
2020-2022年度 東京都立大学教育改革推進事業 組織提案型支援プログラム(学長指定課題)
「学修生活ポートフォリオの開発と実践~学生参加型FDにより駆動する学習者中心のシステム設計~」
備考