シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 基礎科目群 授業番号 A0425
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 4限
担当教員 木田 直人 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
木田 直人 人文学科

詳細情報
授業方針・テーマ テーマ【生きること、そして哲学すること】
本講義は各人が哲学を実践する方法を学び、もって日常の生と哲学とを直結させることを目指します。歴史上の特定の哲学者のテキストを理解することは、あえて目指しません。哲学の実践とは、みずから思考することだからです。とはいえ、どのように思考することが哲学することなのでしょうか。本講義では、松永澄夫著『生きること、そして哲学すること』をテキストとして使用し、著者の思考の実演を共体験することで、上の問いへの回答を各自会得してもらいます。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・テキストの内容を要約・発表、さらにそれにかんする質疑応答をすることで、みずからの理解を適切に示しつつ、他者の疑問に応答することができるようになる。(コミュニケーション能力)
・学期末レポートに向け、参考文献・資料にアクセスし、みずからの思考をまとめられるようになる。(情報活用能力)
・ 哲学の実践を通じ、たんなる主張や思想で終わらぬ「哲学的思考」を展開することができるようになる。(能動的学修姿勢)
授業計画・内容
授業方法
第1回 基礎ゼミナールガイダンス
第2回 本講義の課題
第3回 想像の働き
第4回 約束
第5回 言葉の働き
第6回 物的なものについての知識と想像
第7回 文化の芽生え
第8回 人に対する敏感さ
第9回 人の過去
第10回 所有
第11回 労働と経済の秩序
第12回 労働と富
第13回 社会の中の個人(文化の観点から)
第14回 政治による秩序下の個人
第15回 諸々の秩序を超えて
授業外学習 テキストの担当箇所の発表に向けたレジュメの作成。学期末のレポートに向けた参考文献・資料の収集。
テキスト・参考書等 松永澄夫『生きること、そして哲学すること』(東信堂、2022)
成績評価方法 担当箇所の発表と質疑応答(コミュニケーション能力30%)、レポートにかんする適切な参考文献・資料の収集(情報活用能力10%)、レポートにおいて独自の哲学的思考を展開していること(能動的学修姿勢60%)をもって評価する。テストは課さない。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
授業の前後の休み時間。メールでの質問も受け付けます。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
活発な発言・質疑を期待します。
備考