授業方針・テーマ |
テーマ:研究の作法を学ぶ 大学では、教員による講義を受けるだけではなく、学生が主体的に調査することや、調査の成果を発表することが求められます。本講義はその第一歩として、研究の作法を体系的に取り扱います。具体的には、どのように問いを立てるのか、問いをどのように検証するのか、どのように学術的文献を入手すればよいのか、批判的に文献を読むとはどういうことなのか、研究発表はどのように行えばいいのかといったことを実践的に学んでいきます。
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習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
• 文献における筆者の見解を精確に読み取りつつ、批判的に読解する能力を身につける • 文献の内容や自分の考えを分かりやすく相手に伝える能力を身につける • ある特定の問題や論点について、図書館やインターネット等を活用しつつ、自ら調査し考えるという能動的な学修姿勢を身につける
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授業計画・内容 授業方法 |
第1回 基礎ゼミナールガイダンス(全体向け) 第2回 イントロダクション(本演習のガイダンス) 第3回 リサーチクエスチョン 、グループ分け 第4回 文献の探し方、読み方 第5回 説明 第6回 仮説 第7回 プレゼンテーションの方法 第8回 中間報告会 第9回 仮説検証 第10回 事例分析 第11回 レポートの書き方 第12回 発表準備 第13回 発表準備 第14, 15回 グループプレゼンテーション
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授業外学習 |
指定文献がある場合、受講生はそれを事前に読み、A4用紙1枚程度のコメントとそれをふまえた宿題を提出することが求められます。 |
テキスト・参考書等 |
文献一覧は初回の講義で提示します。授業内で扱う文献は基本的にkibacoからアクセスできるようにします。 |
成績評価方法 |
コメント・宿題の提出 20% 授業への参加 20% プレゼンテーション 40% レポート 20%
欠席する場合には事前に教員まで連絡をしてください。 正当な理由なく4回以上欠席した場合、不合格とします。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワーを利用する場合は事前のアポイントメントは不要です。オフィスアワーの時間帯については初回の授業で周知します。それ以外の場合は事前にメールでアポイントメントを取ってください。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
グループプレゼンテーションのテーマは政治に関する事柄から受講生の関心に合わせて選択して構いません。ただし、本講義では実証的な政治学研究の作法を主に取り扱うため、政治思想や政治哲学は除きます。 |
備考 |
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