シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月21日 >>
基本情報
科目種別 授業番号 F473
学期 前期 曜日
科目 表象文化論基礎理論 時限 2限
担当教員 亀澤 美由紀 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
JHC-202-1:人文社会学部専門教育科目

担当教員一覧

教員 所属
亀澤 美由紀 人文学科

詳細情報
授業方針・テーマ 《批評理論》講義形式
批評理論のなかから次の領域に焦点を絞って解説する。精神分析批評、フェミニズム批評、レズビアン/ゲイ批評、マルクス主義批評、新歴史主義と文化唯物論、ポストコロニアル批評。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
上に挙げた批評理論の基本的考え方を理解し、表象文化論関連の論文が読めるようになる。
授業計画・内容
授業方法
(1回目) 序論 
(2回目~4回目)精神分析批評(フロイト、ラカン)
(5回目~6回目)フェミニズム批評(ガイノクリティシズム、エクリチュール・フェミニン)
(7回目)レズビアン/ゲイ批評(E.K.セジウィック、ジュディス・バトラー)
(8回目~9回目)マルクス主義批評(ルイ・アルチュセール)
(10回目) 前半まとめ、確認テスト
(11回目~12回目)新歴史主義と文化唯物論(フーコー、レイモンド・ウィリアムズ)
(13回目~14回目)ポストコロニアル批評(エドワード・サイード、ガヤトリ・スピヴァク、ホミ・バーバ)
(15回目)後半まとめ、確認テスト

必要に応じて映画・小説を用い、批評理論の理解を深めるようにする。
授業方法:すべて講義形式で行う。

授業外学習 授業で紹介された文献やkibacoで配付された資料を読み、それぞれが授業全体の流れのなかでどのような位置にあるか確認・考察する。
指示された映画・小説を予め、視聴・熟読しておく。
テキスト・参考書等 テキスト:資料をkibacoで配布する。

参考書: 
フランク・レントリッキア、トマス・マクローリン編『現代批評理論―22の基本概念』(平凡社、1994年)
大橋洋一『新文学入門――T・イーグルトン『文学とは何か』を読む』(岩波書店、1995年)
ピーター・バリー『文学理論講義』(ミネルヴァ書房、2014年)
成績評価方法 複数回の確認テスト、ミニ・レポート、レポート等をもとにして評価する(予定)。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
オフィスアワーは特に設けない。質問がある場合は事前にメールでアポイントメントを取ってもらえれば随時対応する。メールアドレスは授業開講時に示す。kibacoを通じて連絡してもよいが、その場合は「受信者の電子メールアドレスにメッセージのコピーを送信」にチェックをいれること。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
「表象文化論基礎理論」《ジェンダー論》(水2後)、「文化表象論」《『嵐が丘』を読む・観る》(金2後)との関連性高い。

・欠席した場合は授業の進度・連絡事項等をkibacoで確認すること。
・過去に《批評理論》を履修した者はこの授業を再度履修することはできない。
備考