授業方針・テーマ |
〔重要:この科目は、2018年度以降入学者は「産業・組織心理学」、2017年度以前入学者は「社会心理学特殊講義」を履修登録すること。〕
本講義は学部における公認心理師受験資格を得るために必要な科目(産業・組織心理学)である.産業・組織心理学に関する知識および研究方法について講義する. |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
組織における人の行動・消費者行動・職場における問題(キャリア形成に関することを含む)に対して必要な心理に関する支援,に関する基礎的な知識を習得し,職場における問題に対して必要な心理に関する支援及びその方法について説明できるようになるとともに,組織における人の行動や消費者行動について概説できるようになる. |
授業計画・内容 授業方法 |
第1 回 ガイダンス:産業・組織心理学とは 第2 回 人事部門1:採用・人事評価 第3 回 人事部門2:評価のバイアス 第4 回 人事部門3:能力開発とキャリア形成 第5 回 組織行動部門1:組織行動とは 第6 回 組織行動部門2:集団問題解決・意思決定 第7 回 組織行動部門3:リーダーシップ 第8 回 組織行動部門4:ワーク・モチベーション 第9 回 作業部門1:職場の安全・ヒューマンエラー 第10回 作業部門2:疲労・ストレス 第11回 作業部門3:バーンアウト,ソーシャルサポート 第12回 消費者部門1:説得過程 第13回 消費者部門2:消費者の意思決定 第14回 消費者部門3:消費者問題と保護 第15回 まとめ
【授業方法】 主に講義であるが、授業時間内外において心理学の研究に参加するなど実習も行う. |
授業外学習 |
授業の資料をあらかじめkibacoにアップしておくので,予習することが求められる. 授業で触れることができない資料を読み、課題をレポートにして複数回提出することが求められる.
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テキスト・参考書等 |
テキスト:金子篤子(編)「産業組織心理学を学ぶ」(北大路書房 2019年)定価2400円+税 参考文献:適宜紹介する。
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成績評価方法 |
レポート30%、学期末試験70% 試験では産業組織心理学の知識を論理的に述べることができるかが評価の対象となる。レポートは指定された資料をきちんと読んでいるかどうかが評価の対象となる。評価の割合は多少の変動の可能性がある。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
原則として隔週火曜日の5,6限.沼崎研究室(5-206)の扉に予約表が貼ってあり(オフィスアワーの正確な日時も予約表で確認できる),そこに記入することで予約ができる.予約者を優先するが,予約無しでもその時間帯は学生の相談を受ける |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
学部における公認心理師の受験資格を得るためには,本科目は必須である.またこの他の関連科目の単位も取得する必要がある. 授業は講義形式で進める. |
備考 |
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