授業方針・テーマ |
〔重要:この科目は、2018年度以降入学者は「障害者・障害児心理学」、2017年度以前入学者は「発達心理学特殊講義」を履修登録すること。〕
この授業では、障害者・障害児に関する概論的授業として、障害の状態像を知るとともに、障害のある個人を理解し、具体的な支援に必要な知識についても学ぶことを目的とします。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
授業を通じて、学生が障害者・障害児について入門的に学び、関心を高めることを第一の目的としています。障害についての基礎的知識を獲得し、障害のある個人への理解と支援を考えられるようになることを期待します。 本講義は学部における公認心理師受験資格を得るための知識を習得できる科目です。授業を通じて主に下記の点の知識を習得できます。 ①身体障害、知的障害及び精神障害の概要 ②障害者・障害児の心理社会的課題及び必要な支援 |
授業計画・内容 授業方法 |
授業は主に以下のスケジュールで行います。順番が変更される可能性もあります。
第1回 ガイダンス 障害概念の歴史的変遷と現在の課題 第2回 身体障害・運動障害の理解と支援 第3回 視覚障害の理解と支援 第4回 聴覚障害の理解と支援 第5回 高次脳機能障害の理解と支援 第6回 肢体不自由の理解と支援 第7回 知的障害の理解と支援 第8回 自閉スペクトラム症の理解と支援 第9回 限局性学習症と注意欠如・多動症の理解と支援 第10回 発達障害と併存する精神障害の理解と支援 第11回 保育・教育現場における障害児への対応 第12回 保護者・きょうだいへの支援 第13回 障害者の就労支援 第14回 成人期以降における障害者の施設・地域での支援 第15回 まとめ
<授業方法> 本授業は基本的に講義形式で行いますが、教員が一方的に知識を伝達するのではなく、学生が主体的に学びに取り組むことを意図しています。そのため,学生間のディスカッション・ワークや授業外の課題が求められます。 |
授業外学習 |
kibacoを通じて事前に配布する授業資料に目を通し、わからない専門用語については調べて理解しておくこと。 |
テキスト・参考書等 |
授業はパワーポイントと配布資料で行います。参考図書などは授業中に紹介します。 |
成績評価方法 |
試験70%、小レポートと平常点30% 試験では、障害者・障害児心理学についての基礎知識の習熟度と理解度を評価します。試験日は授業中にお知らせします。 平常点には、受講態度の他に、研究調査への体験的参加や授業に関する課題、リアクション・ペーパーへの取り組みの姿勢が含まれます。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
質問の受付はkibaco又はメールで受付けます。メールアドレスについては初回授業時にお伝えします。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
学部における公認心理師の受験資格を得るためには、本科目は必須である。またこの他の関連科目の単位も取得する必要がある。 履修者数、履修者の関心・既習内容によって、授業内容を若干変更する可能性がある。 1回目の講義で、講義内容/評価の方法/履修上の注意点などについて説明するので出席すること。 |
備考 |
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