授業方針・テーマ |
〔重要:この科目は、2018年度以降入学者は「心理学基礎演習Ⅱ」、2017年度以前入学者は「心理学概論Ⅱ」を履修登録すること。〕
心理学における重要な研究を取り上げ、英文テキストや英文の雑誌論文で講読する。心理学の総論・概説的な講義ではなく、研究事例を素材として心理学の研究の進め方や考え方について学ぶ演習授業である。
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習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
心理学理論の形成や発展に寄与した重要な研究や、独創的・画期的な研究を知り、心理学研究の進め方・考え方を身につける。また英語の文献を読む力を養う。
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授業計画・内容 授業方法 |
【授業計画・内容】 第1回 ガイダンス 第2回 The behaviour of newborn children in two different cultures 第3回 Piaget's cognitive approach 第4回 Vygotsky's social constructive approach 第5回 Small world and getting smaller 第6回 A brain of two halves 第7回 Where does it hurt 第8回 Hearing colors, tasting shapes 第9回 Walk like a man... 第10回 Murderers! 第11回 Paranoid humanoid 第12回 Emotional deprivation 第13回 AIDS with uncertainty 第14回 復習とまとめ:発達心理学 第15回 復習とまとめ:実験心理学・臨床心理学
【授業方法】 3名の教員が約3分の1ずつの期間を担当するオムニバス形式である。学生同士で複数班を構成し、発達心理学、実験心理学、臨床心理学のそれぞれについて文献を担当し、全訳によるプレゼンテーションと、それに基づくディスカッションを行う。 |
授業外学習 |
講読分担担当者のみならず、全員があらかじめkibacoで配布した英語文献を読んでおくこと。指定された英語論文を読み、担当者は全訳すること。専門用語や関連事項について調べプレゼンテーションを充実させるための準備を行うこと。
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テキスト・参考書等 |
テキストとして、「Introducing Psychological Research(Banyard & Grayson, 2007)」を使用する予定である。尚、各回で読む文献は変更する可能性がある。
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成績評価方法 |
レポート(50%)と授業への参加度(50%)の総合的評価による。詳しくは授業中に説明する。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
質問がある場合は、その部分の担当教員に問い合わせて下さい。各担当教員のオフィスアワーは、その教員の開講科目のページで確認して下さい。
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特記事項 (他の授業科目との関連性) |
・心理学分野の必修科目であり、2年次に履修しておくことが強く望まれる。 ・心理学分野の学生を対象とした科目である。
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備考 |
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