授業方針・テーマ |
テーマ【SDGsの観点から超高齢社会への取り組みを考える】 SDGs(持続可能な開発目標)とは、2015年に国連で採択された17のゴール・169のターゲットから構成され、全世界で達成を目指す国際的な目標のことです。地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」をスローガンに進められており、この中には、高齢者や認知症の人も含まれます。 日本は、高齢化率29.1%(2023年9月時点)を超える超高齢社会で、2025年には、65歳以上の5人に1人が認知症を発症すると推計されています。このことから、超高齢社会の日本においては、SDGsの観点から、高齢化への取り組みが重要になってきます。日本における超高齢社会の課題とSDGsとのつながりを知り、私たちは何をしたらいいのか。また、どのように目標達成に貢献できるのか。それを考えることは、将来を担う皆さんに課せられたミッションともいえるでしょう。 本ゼミナールでは、各グループにおいて、高齢者や認知症を対象としたSDGsに関する探索テーマを選定し、そのテーマの現状や課題を抽出して、調査・分析・まとめ・討論を通し、課題への解決策を見出すことを目指します。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
1.自ら学び・考え・行動するという能動的な学習姿勢を身につける。 (能動的学習姿勢) 2.調査・分析・まとめ・討論のための基本的な技術・能力を習得する。 (情報活用能力) 3.グループ討論や共同調査を通じて、豊かな人間関係を形成するために必要な力を身につける。 (コミュニケーション能力) |
授業計画・内容 授業方法 |
第1回 基礎ゼミナールガイダンス 第2回 オリエンテーション、自己紹介、グループ分けなど 第3回 SDGsに関する講義・資料紹介 第4回 高齢者・認知症に関する講義・資料紹介 第5回 図書館探索 第6回 テーマの検討 第7回 探究方法の検討 第8回 中間発表(検討課題) 第9回 調査する1 第10回 調査する2 第11回 調査する3 第12回 発表の準備 第13回 発表と質疑応答1 第14回 発表と質疑応答2 第15回 まとめ |
授業外学習 |
各テーマについての情報収集、調査、発表準備等については、授業時間外にも作業が必要になります。 |
テキスト・参考書等 |
特に指定しない。 |
成績評価方法 |
授業態度・グループ討論の積極性30%、プレゼンテーション40%、最終レポート30%の割合で評価する。正答な理由なく4回以上欠席した場合は、成績評価対象から除外する。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
質問相談等は随時受け付けます。 【連絡先】masuya@tmu.ac.jp |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
本授業は学部の垣根なく、どの学部からの受講生も歓迎します。 |
備考 |
|