シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 基礎科目群 授業番号 A0307
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 5限
担当教員 竹宮 健司 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
竹宮 健司 建築学科

詳細情報
授業方針・テーマ テーマ【暮らしを支える公共施設について考える】
私たち人間は,日々の暮らしを便利で快適に過ごすために様々な施設を作り出してきました.施設は,社会の状況や建築技術の発展,人々の価値観や意識に応じて変化し続け,現代社会の暮らしに対応すべく多種多様な施設がつくられるようになっています.
そのなかでも,医療施設や福祉施設などの公共施設は,施設の中で行う活動や提供されるサービス等の目的(機能)に沿って作られています.そして,施設の内部には,その機能を満たすための部屋や空間が計画されています.
こうした暮らしを支える公共施設をより良くしていくためには,これらの施設がつくられるようになった背景,そこで行われている活動や問題点等を客観的に把握し,その上で対策を検討し,有効な提案する能力が求められています.
このゼミナールでは,私たちが日常的に利用する様々な公共施設の機能と空間を題材に,主体的な学習や研究のための基本を身につけながら,上記のテーマを考えます.
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・自ら学び・考え・行動するという能動的な学習姿勢を身につける
・調査・分析・まとめ・発表・討論のための基本的な技術・能力を習得する
・グループ作業や討論を通して,他の学生と協力して課題を遂行する能力を養う
・暮らしを支える様々な施設に対する理解を深める
授業計画・内容
授業方法
【授業計画・内容】
第1回 基礎ゼミナールガイダンス
第2回 イントロダクション,テーマ説明,受講生自己紹介
第3回 暮らしを支える公共施設の事例紹介,質疑応答・ディスカッション
第4回 資料・文献の探し方
第5回 レポート・発表資料作成方法(資料・文献の引用等)
第6回 個人作業(1) 施設選定,整備経緯,施設空間の特徴把握
第7回 個人作業(2) 発表資料の作成
第8回 個人作業(3) 個人作業発表,グループ分け
第9回 グループワーク(1) 研究対象施設選定・研究テーマの検討
第10回 グループワーク(2) 研究計画の発表
第11回 グループワーク(3) 研究経過の確認と検討
第12回 グループワーク(4) 発表資料の作成
第13回 最終発表(1)
第14回 最終発表(2)
第15回 各自でグループ研究の内容を報告書としてまとめ,提出する
【授業方法】
前半は,個人作業として,各自が興味のある施設を選択し,その施設が整備された経緯や施設空間の特徴について調査し発表します.後半は,グループワークとして,特定の施設に関する研究テーマを設定し,現地調査等を行い発表資料を作成して発表します.最終報告書は,個人で作成します.
授業外学習 個人による資料・文献調査および発表資料の作成等,授業時間内に終わらない場合は,授業時間外にも作業をする必要があります.また,グループワークについては,授業時間外にグループで議論したり,個別に担当部分の調査・研究を進めることが必要になります.
テキスト・参考書等 資料は適宜配布します.
参考図書
・「建築計画:住まいから広がる〈生活〉の場」竹宮健司編著(朝倉書店)
・「コンパクト建築設計資料集成」日本建築学会編(丸善)
成績評価方法 欠席せず,課題を全て提出している場合,「4」を基本とします.
これに,授業時の発表内容・最終報告書により,加点・減点を行います.
正当な理由なく4回以上欠席した場合,不合格とします.
質問受付方法
(オフィスアワー等)
特定のオフィスアワーは設けていません.授業に関する質問・連絡は毎回の授業後に受け付けます.
その他の時間に質問・連絡がある場合には,事前にメールでアポイントをとってください.
E-mail:takemiya-kenji@tmu.ac.jp
特記事項
(他の授業科目との関連性)
授業で用いる資料の配付や発表資料・最終報告書の提出等はkibacoを利用します.
第2回授業までに,kibacoにて本授業の自己登録を完了しておくようにしてください.
備考