シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 基礎科目群 授業番号 A0109
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 5限
担当教員 橋本 龍一郎 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
橋本 龍一郎 人間社会学科

詳細情報
授業方針・テーマ テーマ 【脳と心と言語】
言語は、ヒトに備わった高度な認知機能の一つである。また言語は、他者との複雑なコミュニケーションを可能にする手段でもある。この複雑な機能を可能にしている、ヒトの脳とはどのようなものか。脳と認知の関係を調べる学問分野は認知脳科学と呼ばれるが、本授業では、言語の認知脳科学を緒とし、受講者が自主的にテーマを選択して調査をおこなう。調査の内容を他の受講者に伝える発表、さらに他の受講者の発表内容について議論を重ねることにより、脳と心と言語について主体的に考える力を養う。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
本授業では、「脳と心と言語」について考えることを全体のテーマとして、3人程度のグループで、調査(場合によっては実験)、研究、発表を行う。
・主体的に課題を設定して解決することを通して、能動的学修姿勢を身につける。
・必要な情報や知見を収集して分析する中で、情報活用能力を身につける。
・他の学生と協力して調査や結果をまとめる過程で、学術的なコミュニケーション能力を向上させる。
・音声やことばに関する知識と理解を深める。
仮説を立てて、検証し、成果をまとめるまでの一通りの道筋を経験できれば、目標を達したと考える。
授業計画・内容
授業方法
1回:基礎ゼミナールガイダンス
2回:班分け、自己紹介、基礎知識に関する講義
3回:文献収集の基礎、課題設定に関する講義
4、5回:グループごとにテーマ決め、調査、議論
6回:構想発表会
7-9回:調査、議論
10回:中間発表会
11-13回:内容の再検討、議論、最終発表の準備
14回:最終発表会
15回:まとめ
*授業の実施形態や進捗状況によって、変更する可能性もある。
授業外学習 グループごとに調査や検討を行うために、授業時間外に各個人が担当する内容の情報収集や検討をしたり、グループ内での打ち合わせをして、研究を進める必要がある。発表会に向けた準備やレポート作成を授業時間外に行うことも想定される。
テキスト・参考書等 必要に応じて適宜紹介する。各グループが設定したテーマに関する資料は、各自で検索して収集することが必要になる。
成績評価方法 プレゼンテーション(発表用資料を含む)40%、授業への関与30%、提出レポート30%の割合で評価する。正当な理由なく、4回以上欠席した場合は、この評価基準にはあてはまらない。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
原則として、メールで受けつける。オンライン、もしくは、対面での面談を希望する場合には、メールで日時を相談する。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
ヒトのもつ高次認知機能と脳に関する興味があれば、基礎知識がなくても受講できます。文系・理系を問わず、学際的な研究分野に関心をもつ学生の参加を歓迎します。授業には、各自でノートパソコンを1台ずつ持参して下さい。
備考