授業方針・テーマ |
西洋における古代文明の形成から中世・近世社会の変遷、近代国家の成立と現代に至るまでの西洋の歴史のうち、重要な事象を時系列に沿って講義する。その際に、歴史的事象の意義と、他の事象との論理的なつながりの説明に重きが置かれる。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
1. 古代から現代までの西洋史の基本的な知識を身につけることができる。 2. 歴史事象の解釈と歴史像の構築という歴史学の方法を、西洋史を例に理解できる。 3. 異文化の理解を通じて、現代社会を相対的に捉える視点を育める。 |
授業計画・内容 授業方法 |
【授業計画・内容】 第1回:西洋史の範疇;古代ギリシア(担当:高橋) 第2回:古代ローマの興隆(担当:高橋) 第3回:古代ローマと地中海世界(担当:高橋) 第4回:古代地中海世界の変容(担当:高橋) 第5回:中間試験(あるいは中間レポート)の作成・提出:古代(担当:高橋)
第6回:中世ヨーロッパ世界の成立(担当:大貫) 第7回:中世ヨーロッパ世界の発展(担当:大貫) 第8回:中世ヨーロッパ世界の成熟(担当:大貫) 第9回:宗教改革と主権国家体制の成立(担当:大貫) 第10回:中間試験(あるいは中間レポート)の作成・提出:中世・近世(担当:大貫)
第11回:近代国家の形成過程(担当:中嶋) 第12回:ロシアにおける国家形成(担当:中嶋) 第13回:アメリカ合衆国の国家形成(担当:中嶋) 第14回:両大戦間期のアメリカとソ連(担当:中嶋) 第15回:期末試験(あるいは期末レポート)の作成・提出:近代・現代(担当:中嶋)
【授業方法】 講義形式
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授業外学習 |
授業で示された事項について、歴史辞典や授業内で紹介された参考文献を読み理解を深める。 |
テキスト・参考書等 |
テキスト:特になし 参考書・参考資料等: 服部良久、南川高志、山辺規子編著『大学で学ぶ西洋史[古代・中世]』ミネルヴァ書房 小山哲、上垣豊、山田史郎、杉本淑彦編著『大学で学ぶ西洋史[近現代]』ミネルヴァ書房 中井義明ほか『教養のための西洋史入門』ミネルヴァ書房 |
成績評価方法 |
第1回中間試験(あるいはレポート):1/3 第2回中間試験(あるいはレポート):1/3 最終試験(あるいはレポート):1/3
3人の担当者がそれぞれ試験(あるいはレポート)を含む100点満点の課題を出す。試験(あるいは小レポート)では、授業内容を踏まえた上で、基本的な歴史事項の内容を理解しているか、他の歴史事象との結びつきを論理的に説明できるかを評価する。すべての試験(あるいはレポート)を提出した者を評価の対象とし、3人の担当者の評価の平均点を最終的な評定とする。詳細は各担当者がそれぞれ初回の授業で説明する。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
kibacoあるいはメールでの質問を受け付ける。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
〔重要:人文社会学部人間社会学科の中学校一種免許(社会)を希望する者は、当該科目ではなく、「外国史概説(西洋史)A」を履修登録すること。(学科共通科目(人文社会学部のページ参照)) 人文社会学部人間社会学科の学生のうち、高等学校一種免許(地理歴史)を希望する者は、履修上の留意事項があるので、履修登録期間中に必ず人文社会学部教務係若しくは教務課教務係で確認すること。〕 |
備考 |
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