シラバス照会

<< 最終更新日:2024年01月12日 >>
基本情報
科目種別 大学院全学共通科目 授業番号 W0500
学期 後期 曜日
科目 理工系博士人材のキャリア形成 時限 5限
担当教員 林 祐司 単位数 1
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
林 祐司 大学教育センター

詳細情報
授業方針・テーマ アカデミアへの進路については指導教員等から話を聞く機会が多々あると思いますので、この授業では、本学で理工系の博士号を取得し、民間企業等に就職した先輩たちに自分のキャリアについて話してもらいます。
世間では、理工系といえども博士号取得者の民間企業就職は極めて困難であると言われますが、そうした指摘はかならずしも当たらず、本学で博士号を取得した卒業生が民間企業でも活躍していると学生の皆さんに知って貰うのが目標です。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
本学で理工系博士の学位を取得した先輩たちが、博士後期課程で培った力をもとに数々の民間企業においてどのように活躍しているかを知ることにより、自分自身の将来について過度に悲観することも楽観することもなく、博士課程修了後の進路や博士課程への進学について現実的な期待を持って検討できるようになること。
授業計画・内容
授業方法
【授業計画・内容】

1.オリエンテーション:
博士後期課程の就職活動や学位取得後の賃金水準に関するデータがあるのでそれらを中心に担当教員が若干の講義をします

2-5.講演(4名を予定):
民間企業で活躍する修了後5年以内程度の本学博士課程修了者による講演を聞き、気になることがあればその場で質問して解決してください

6-7.グループワーク:
過年度の講演を文字起こしした記録をもとに皆で議論します

8. 授業のまとめ:
レポートに書いたことを口頭報告の上、その場で提出してもらいます

第2回から第7回は順不同です。講演者の都合により入れ替えます。

 講演の柱は次の通り講演者にお願いしております(変更あり)。

1.在学時の研究活動と現在の仕事
2.博士後期課程への進学を決めたときや、民間企業に進路を決めたときに考えていたこと
3.初職での就職活動、もしあれば転職時の就職活動
4.理工系博士人材である自分がどのように評価されているか
5.在学時に獲得した知識、スキル、能力ほかを活用しているか
6.入職後の予想と実際の違い
7.その他、後輩に伝えたいこと

【授業方法】

第1回、第8回は教員による講義を行います。第2回から第5回は修了生による講演を行います。第6回と第7回は、過年度の講演の文字起こしを読んできて履修者で議論します。講演者がお越しになるのが難しい場合はZoomで行う場合があります。
授業外学習 過年度の講演の文字起こしをもとに皆で議論する際は、事前に文字起こしを履修者に配りますので、授業時間前に読んできて、気になるところや重要と思えるところを整理してきてください。
テキスト・参考書等 とくになし。
成績評価方法 授業への参加とレポートで評価します。
レポートには、授業を受けてキャリアに関する考えに変化したことがあればそのことを書き、従来の考えについて改めて確認できたことがあればそのことを書いてください。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
講演はインタラクティブにやりとりできるようにお願いしております。講演者への質問は講演の時間内に十分にできるようになっています。担当教員への質問は授業後にして下さい。
特記事項
(他の授業科目との関連性)
・自分の所属を修了した方の講演だけを履修登録せず聴講するといったことは可能ですし、歓迎します。後期になる頃に学内に看板を出しますので詳細はそちらをご覧ください。

・過去の講演録は、講演者の個人的なことが書かれてありますので履修登録者限りの配布としています。履修登録してください。

【他の授業科目との関連性】
とくにありません。皆さん、自分の研究を頑張り、よい論文をたくさん出しましょう。
備考 ・履修登録は教務課にて行うので履修登録希望者は初回授業に必ず出席すること。
・本科目の履修により修得した単位は、原則として課程修了に必要な単位に含めることはできない。