授業方針・テーマ |
本講義では、統計的推測の技法を学びます。毎週、以下のトピックをより詳しく掘り下げ、演習問題を解くことで統計学の理解を深めていきます。 統計的推測には、推定と検定という二つの主要な手法が存在します。推定は観測値から母集団の平均や確率モデルの母数などの未知の値を推測する方法であり、検定は未知の値に関する仮説が正しいかどうかを判断する方法です。計量経済学などより上級の統計的手法の準備となりますので、じっくりと学んでいきましょう。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
この講義を終えたときに、受講者は以下のことを習得することが期待されます。 ・基本的な確率変数・標本分布を理解する ・推定・検定について把握する |
授業計画・内容 授業方法 |
1 確率変数1 確率変数、分布関数、密度関数 2 確率変数2 平均、分散、正規分布 3 確率変数3 共分散、独立性、ベルヌーイ分布、二項分布、ポアソン分布、指数分布 4 標本分布1 標本平均、中心極限定理、大数の法則 5 標本分布2 正規近似の連続性補正 6 標本分布3 標本分散 7 推定1 点推定 8 推定2 区間推定 9 推定3 大標本の区間推定、標本サイズの決定 10 検定1 正規母集団の平均・分散の検定 11 検定2 大標本の平均の検定 12 検定3 適合度検定 13 検定4 独立性の検定 14 まとめ1 15 まとめ2
※授業の進み具合等により、内容を変更する場合があります。
授業方法:講義形式 |
授業外学習 |
複数回の宿題を課します |
テキスト・参考書等 |
テキストは指定しないが参考書として以下を挙げる。 コア・テキスト統計学 (ライブラリ経済学コア・テキスト&最先端) 大屋 幸輔 (著) 統計学入門 (基礎統計学Ⅰ) 東京大学教養学部統計学教室 (編集) |
成績評価方法 |
期末試験75%、宿題25% |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
メールで日時を予約してください |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
特になし |
備考 |
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