授業方針・テーマ |
《表象メディアと文化》 この授業では、「表象メディア」という視点から文化現象を読み解くための基礎を学習する。表象メディアなるものの意味と機能を理解したうえで、視覚文化および聴覚文化と表象メディアとの関係の様相を、「歴史」「テクノロジー」「身体」などの切り口から概観する。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
表象文化論を学ぶにあたって必要となる基礎概念、および関連する具体的事例についての知識を身につける。とりわけ表象文化をメディアの問題として扱うための枠組みの習得を目指す。 |
授業計画・内容 授業方法 |
第1回 イントロダクション 第2回 表象メディアとは何か 第3回〜第6回 表象メディアと視覚文化 ・「見ること」の物理と心理 ・映画へと至る技術と「見ること」の技法 ・映画と「見ること」の変容 第7回〜第11回 表象メディアと聴覚文化 ・「聴くこと」の物理と心理 ・録音技術の歴史と「聴くこと」の技法 ・声のメディアと文化 第12回〜第14回 表象メディアと視聴覚文化の現代 第15回 まとめ
【授業方法】 講義形式。コメントカードに書かれた受講者の見解や感想も講義内容に反映されるので、しっかり記述してもらいたい。
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授業外学習 |
配布物に記された諸概念、およびあらたに学習した知識の意味内容を明確に把握したうえで、次回授業に臨むこと。 |
テキスト・参考書等 |
教科書は指定しない。プリント等を適宜配布する。参考文献はeラーニングシステムkibacoを通じて閲覧してもらう。
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成績評価方法 |
平常点50%、期末レポート50%。 なお平常点は、出席およびコメントカードの記述内容によって評価する。
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質問受付方法 (オフィスアワー等) |
オフィスアワーは設定しない。直接質問したい場合は随時受け付けるので、事前にメールでアポイントメントをとること。メールアドレスは授業時に教室で周知する。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
履修予定者は初回講義にかならず出席すること。初回に周知する情報を把握しなかったがために不利益を被っても、一切関知しない。
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備考 |
(注)履修登録者数の上限を設定している科目である。履修登録方法は、教務課A掲示板及び教務課WEBサイトhttps://kyomu.jim.tmu.ac.jp/を確認すること。 |