授業方針・テーマ |
・ドイツ語のテキスト講読を中心に、初級ドイツ語の総復習と、中級ドイツ語の習得を目指します。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
・1年次に学習した知識をもとに、主にドイツ語のテキスト講読を通じて文法の正確な理解、語彙・表現の拡大と定着を図り、これにより中級レベルのドイツ語が習得できる。
・ 各回、テーマのある時事テキストを読むことで、外国語を理解するうえでのバックグラウンドともなる現代ドイツ語圏についてのさまざまな知識や情報が獲得できる。
・ グループワークによるドイツ語から日本語訳への検討や、異文化理解についての簡単な議論といったコミュニカティブな活動によって、課題解決のための協力的方法と多角的な視点が獲得できる。 |
授業計画・内容 授業方法 |
・ドイツ語のテキスト講読が中心になります。外国語の情報を処理するにはスピードも必要ですが、ゆっくりではあっても文章の構造を見抜き正確に意味を理解することも重要です。そのため、まずはテキストの精読に重点を置き、読解力の基礎を固めることを目標にします。その上で音声教材や映像教材に触れる機会やテキストの要約など簡単なアウトプットの作業も適時加える予定です。 ・1年次に学習したドイツ語の文法事項に再度説明を加え、包括的なドイツ語文法の理解を目指します。各回、テキストに現れる重要な文法事項について解説するともに、受講生のリクエストにも応じながら文法項目ひとつひとつの理解を深めます。 ・ 教材は主にDeutsche Welle(ドイツの国際公共放送)からピックアップした中級者向けの時事テキストを使用する予定です。テーマは、歴史、文化、スポーツ、政治、社会問題など現代ドイツの諸事情を扱ったものを取り上げる予定ですが、履修者の専攻や興味・関心を見て決めたいと思っているので、詳細は初回授業時に説明します。
・基本的に下記の通り授業を進めていきますが、履修者のレベルに応じて変更する場合もあります。 第1回 「ガイダンス・授業の進め方について」 第2回 「時事テキストを読む前のミニテキスト①」「1年次の復習:名詞編」 第3回 「時事テキストを読む前のミニテキスト②」「1年次の復習:構文編」 第4回 「時事テキストを読む前のミニテキスト③」「1年次の復習:動詞編(接続法を含む)」 第5回 「時事テキストを読む前のミニテキスト④」「1年次の復習:動詞編(接続法を含む)」 第6回~第14回 「時事テキストを読む」「文法解説」 第15回 「前期のまとめ」
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授業外学習 |
・授業外学習として、1、2時間程度の予習および、復習が必要です。 |
テキスト・参考書等 |
・教材はプリントを配布します。 ・参考書などは随時、授業の中で紹介していきます。 ・独和辞典は必携です。電子辞書も可。6万語以上収録のものが望ましい。 |
成績評価方法 |
・平常点と学期末試験によって以下の評価基準に応じて総合的に評価します。
① 学期末および授業内に行う試験によって、文法や語彙力を中心としたドイツ語能力を評価。 ② テーマごとに行う議論やコメントペーパ―によって異文化への関心度および理解度を評価。 ③ 授業での発言およびグループワークへの参加度に応じて、コミュニケーション能力を評価。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
・質問などは基本的に授業の前後の時間のほか、メール(アドレスは授業内で周知)でも受け付けます。 |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
・ドイツ語Ⅰの履修者で理解を深めたいと考えている学生はぜひ受講し、学習を継続してください。 ・長期・短期を問わずドイツ語圏への留学を希望している学生には特に受講を薦めます。 ・独検受検を検討している学生にも受講を薦めます。 ・専門課程においてドイツ語の文献を読む必要がある学生にも対応します。 ・学部・学科を問わずドイツ語圏の文化・社会・歴史などに関心のある学生もぜひ参加してください。 |
備考 |
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