シラバス照会

<< 最終更新日:2024年03月13日 >>
基本情報
科目種別 基礎科目群 授業番号 A0759
学期 前期 曜日
科目 基礎ゼミナール 時限 5限
担当教員 金野 達也 単位数 2
科目ナンバリング
※2018年度以降入学生対象
GAA-101-3:全学共通科目

特別申請科目

担当教員一覧

教員 所属
金野 達也 作業療法学科

詳細情報
授業方針・テーマ テーマ【自分や他者にとって大事な活動(作業)について考える】
 加齢・病気・障害・人生の転換期によって、自分にとって大事な活動(作業)ができなくなることがある。リハビリテーションの現場では、その人にとって大事な活動(作業)が再びできるように支援する。その人にとって大事な活動(作業)は、多種多様であり、同じ活動であったとしても、その人によって作業の形態・意味・機能が異なる。本ゼミナールでは、自分や他者がどのような作業をし、その作業にどのような意味や機能があるかを検討していきます。また、地域で暮らす高齢者・様々な障害をかかえている人(脳血管障害・脊髄損傷・関節リウマチ・大腿骨頚部骨折・脊椎圧迫骨折・地域在住高齢者など)の立場になり、どのような作業に困難を抱えているか、作業を困難にさせている原因やその対策などについて、グループごとにテーマを決め、調査・検討する。お互いの発表を聞き討論することを通して、理解を深めていく。
習得できる知識・能力や授業の
目的・到達目標
・自ら身の回りの事象に関心を持ち、自ら行動し、学び、考え、見出すという能動的な学習姿勢を身につける。(能動的学修姿勢)
・自ら主体的に問題意識を持ち、テーマを設定することができる(情報活用能力)。
・テーマに必要な資料を収集し、議論・検討・考察し、その課題について思考・解決する能力を身につける(情報活用能力)。
・グループワークや討論を通して、コミュニケーション能力や論理的な思考を身につける(コミュニケーション能力)。
・発表を通してプレゼンテーション能力を養う(コミュニケーション能力)。
授業計画・内容
授業方法
第1回 基礎ゼミナールガイダンス
第2回 オリエンテーション、教員・学生の自己紹介、ショートレクチャー「自分にとって大事な活動(作業)とは」
第3回 「作業の特性」(1) ショートレクチャー、個人ワーク、グループ編成
第4回 「作業の特性」(2) アイスブレイク、グループワーク
第5回 各グループにてテーマの設定
第6回 テーマに関する文献検索、調査の方法の検討
第7回 進捗報告・グループワーク(調査、資料作成)
第8回 グループワーク(調査、資料作成)
第9回 中間報告会
第10回 中間報告会を踏まえて、更なる調査、考察を深める
第11回 最終報告会に向け、まとめ、資料準備
第12回 最終報告会に向け、まとめ、資料準備
第13回 最終報告会1
第14回 最終報告会2
第15回 授業総括
※ショートレクチャーで基盤となる考え方を知り、前半の個人ワーク、グループワーク、ディスカッションでテーマを検討する。テーマ決定後は、グループで文献検索、調査、検討し、資料を用いて発表する。グループ発表後に、個人レポートを提出する。
※上記予定は、進捗状況に応じ変更することもあります。
授業外学習 授業時間以外にも、グループごとのディスカッションを行うことが必要となります。
文献調査、フィールドワーク等は、個人・グループにて随時計画的に進めてください。
テキスト・参考書等 テキストは特に使用しない。授業でプリントを配布して講義を行う。
必要性に応じて各グループのテーマに関連する資料や参考文献、テキストを紹介する。
図書館などを活用し、文献検索、資料収集を行ってください。
成績評価方法 プレゼンテーション40%、発表資料20%、レポート・授業参加状況40%の割合で評価します。
ルーブリックを提示し、授業内で説明します。
質問受付方法
(オフィスアワー等)
授業に関する質問は、授業前後に受け付けます。そのほかの質問、連絡はメールにて受け付けます。kanenoアットマークtmu.ac.jp(アットマークの部分は@に変更)
特記事項
(他の授業科目との関連性)
この科目は実務経験のある教員等による授業科目である。
医療、福祉、リハビリテーションに関する基礎的知識を有していることは前提としません。
備考