授業方針・テーマ |
テーマ【カイゼン(Kaizen)を知り"問題発見・着眼力”を向上させよう】 カイゼン(改善)はIndustrial Engineering(IE)という世界で誕生しました。日本ではIEを「生産工学」「経営工学」と呼ばれています。カイゼンとは、現在行っている仕事、あるいは働いている”場”から発生している問題点を発見、次いでその問題の分析、その分析結果に基づいて打つべき改善へのアイデアを検討、そして試行という一連のプロセスを促す考え方の道標といえます。 本ゼミナールでは、自ら見つけたテーマについて、自ら考え・取り組むことで、カイゼンを能動的に習得することを目指します。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
・何気ない日常的な事象に潜む問題点の発見により、問題発見視点・能力を養う。 ・相互プレゼン・意見交換を通じて、他者の問題意識を理解し、問題意識の向上を図る。 ・グループワークを通じて、豊かなコミュニケーション能力を養う。 |
授業計画・内容 授業方法 |
【授業計画・内容】 第1回 基礎ゼミナールガイダンス(新入生全体) 第2回 趣旨説明、授業の進め方、受講者の自己紹介,班分け 第3~13回 個別調査・検討.班ごとのプレゼンテーション,及び全員参加のディスカッション ※数回程度IEの技を解説しカイゼン案を立案する 第14回 最終発表会 第15回 まとめ,レポート提出
【授業方法】 ・カイゼンに関する知識を講義し、演習を通して理解する。 ・一枚の写真:日常に潜む(不可解な)事象を問題意識をもって撮影(観察)する。 ・観察によって得られた気づきを多様な視点から解釈する(個人、グループワーク) ・解釈を踏まえて問題解決のアイディアを発想する。
【心構え】 ・何気ない日常的な事象でも「なぜだろう?」と普段から考える。 ・様々な分野の知識・情報に接し、世の中のトレンドをキャッチする。 ・自分自身や社会(場も含む)に対して、ありたい姿・あるべき姿を思い描くようにする。 |
授業外学習 |
毎回の授業の際に、各自次回までに行ってくる課題を設定し、その結果を持ちよって次回の作業を行うこ とになります。 |
テキスト・参考書等 |
必要に応じて資料を配布します。参考書等は適宜紹介します。 |
成績評価方法 |
出席を重視し、調査・討論への参加姿勢、発表姿勢、小レポート(各回の作業報告)、最終報告書の内 容、最終発表会の様子を総合的に評価する。(5段階評価) 正当な理由なく4回以上欠席した場合は、不合格とする。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
質問は、電子メールにより随時受け付けます。また、面会による質問が必要な場合は、電子メールによって適宜、時間と場所を設定します |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
講義で用いる資料の配布やレポート提出などはkibacoを利用します。初回の講義までに、kibacoから本講義の自己登録をしておいてください。 |
備考 |
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