授業方針・テーマ |
テーマ【錯視立体からモノの見方を考える】 人は,本人が意識しているかどうかは別にして,それぞれ独自の価値観や基準に基づいて物事を見ているはずである.そのような状況で,誰にとっても受け入れ可能な普遍的な法則を表現するにはどうすればよいであろうか.また,逆に観測する立場によって同じものが全く異って観測される現象にはどのようなものがあるだろうか.本授業では,同じ対象が見方によって見え方が大きく変わる現象として「錯視立体」を取り上げ,その仕組の考察を通じて,多様なモノの見方の重要性について議論する. |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
1.大学生として必要な「専門書をじっくり読んで自由に思考する」という能動的な学習姿勢を身につける. 2.グループ討論や共同作業を通じて,豊かな人間関係を形成するコミュニケーション能力を向上させる. 3.発表と質疑応答を通して,効果的な発表資料の作成能力,及びプレゼンテーションのスキルを向上させる. 4.多様なモノの見方の重要性を知る.
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授業計画・内容 授業方法 |
【授業計画・内容】 第1回 基礎ゼミナールガイダンス 第2回 イントロダクション:テーマの説明・受講者の自己紹介,班分け 第3~14回 班ごとの調査・検討.班ごとのプレゼンテーション,及び全員参加のディスカッション ・関連資料を精読し,必要に応じて教員から解説を加える ・錯視立体の作成,仕組みの理解,錯視立体の創作など ・班ごとに課題を決めて検討結果をプレゼンテーション ・全員参加のディスカッション 第15回 まとめ,レポート提出
【授業方法】 ・班ごとに錯視立体の仕組みの考察や作成を行う. ・作成した作品に関するプレゼンを行う. ・プレゼンに関して全員参加の討論を行う. |
授業外学習 |
・班ごとのプレゼンテーションのための準備や資料作成の作業が必要です. ・錯視立体を実際に作成したり,効果的に見せるためのビデオ撮影を行う可能性があります. |
テキスト・参考書等 |
テキストは指定せず,必要な資料は配布します.参考資料は授業中に指示します. |
成績評価方法 |
1.欠席せず,課題への取り組みが標準的な場合の成績は「4」とします.これに,プレゼンテーションの内容,質疑応答への参加,レポートの内容,出席状況等により,加点・減点を行います. 2.正当な理由なく,4回以上欠席した場合は「1」とします。. 3.クラスの平均が「4」程度になる目安で加点・減点を行います. |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
キャンパスが異なるのでオフィスアワーは設定しませんが,質問等があれば下記への連絡してください. 電話:042−585−8627,日野キャンパス1号館226室 メール:aida@tmu.ac.jp |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
・錯視立体を実際に作って検討するので,紙や糊などを各自で用意して貰う可能性があります. ・班ごとの作業やPCを用いたプレゼンテーションを行います. |
備考 |
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