授業方針・テーマ |
バイオミメテック材料:自然に学ぶ「ものづくり」
持続可能社会において環境調和型「ものづくり」の実践は重要である。生物は進化の過程において,“ありふれた物質”から“省エネルギー”的に“高機能素材”を生み出している。また,合理的な光エネルギー変換技術を植物の光合成から学ぶことができる。それらの機構を最先端のナノサイエンスで読み解き,未来材料の創製に結びつけるヒントを学ぶ。本ゼミでは,動植物や自然現象を「かたち」・「しくみ」・「うごき」の観点から調査し,どのような機能性を持っているかを,グループ学習を通じて議論する。 |
習得できる知識・能力や授業の 目的・到達目標 |
(1) 普段の生活を通じて接する自然に関心を持ち,科学的な感受性を養う。 (2) 持続可能な社会システムの構築に対して豊かな自然資源とどう向き合うかを考える能力 (3) 生物と材料との接点に位置する課題を発見し,それを科学的に整理・発表できる能力 (4) 化学材料の最先端技術の知識と理解 |
授業計画・内容 授業方法 |
第1回 基礎ゼミナールガイダンス 第2回 本ゼミのガイダンス,自己紹介 第3回 概要説明 第4回 全体討論,興味を持ったテーマの提案と設定 第5回 グループ分け,テーマの選択,グループによる調査の進め方の議論 第6回 ‒ 第8回 グループ別調査と討論 第9回 プレゼンテーション指導,中間発表会資料の準備 第10回 グループ別討論と中間発表会準備 第11回 中間発表会 第12回 グループ別調査と討論 第13回 最終発表会の準備 第14回 最終発表会,レポート作成 第15回 最終発表会と総括,レポート提出
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授業外学習 |
グループ学習(資料収集やまとめ方の議論)を推奨する。 |
テキスト・参考書等 |
必要に応じて資料を配布する。ゼミナール中に参考書の紹介をおこなうが,各グループにおける情報収集を期待する。 |
成績評価方法 |
プレゼンテーション40%、発表用資料40%、提出レポート20%の割合で評価する。 |
質問受付方法 (オフィスアワー等) |
メールによる質問を受け付ける。連絡先(e-mail):yujik@tmu.ac.jp |
特記事項 (他の授業科目との関連性) |
環境に優しい持続可能社会の実現に貢献できる科学を「ものづくり」の観点から考えたいと思います。理系・文系を問わず,関心のある学生さんを歓迎します。 |
備考 |
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